誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
飲み会
行かなくていいわよ。
仲よくなれる人は
お酒のチカラを借りなくても
仲よくなれるから。
コンサルティング会社「識学」が実施した調査によると、「飲みニケーション」は「必要ない」と答える20~30代が半数を超え、若い世代の“職場の飲み会離れ”が進んでいるようです。一方、40~50代は、およそ6割が「必要」と答えています。
飲み会は、好きなら好きで参加すればよいと思いますが、気乗りしないのであれば、無理に参加することはないと思うんです。
自分のプライベートな時間とお金を費やして、仕事の延長線上の付き合いをするのですから、参加したくもない飲み会が近づくにつれてモヤモヤし、参加してもモヤモヤしてしまうようでは、まったくナンセンスな話です。
「飲みニケーション」にも、普段あまり話すことのない人と交流する機会が得られたりする利点はあるかもしれませんが、少なくとも無理に参加することはないでしょう。
いろんなことに多様性が求められている昨今、飲み会に参加しないからといって「協調性がない」とか「空気が読めない」なんて評価されるような職場なんて、もはや前近代的ともいえます。
職場でもプライベートでも、仲よくなれる人は「飲みニケーション」があろうがなかろうが、仲よくなれるものですからね。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。