儲かる農業2025 日本の夜明け#17Photo:ViewStock/gettyimages

農協が農家から「遠くなった」といわれるが、一部の農協は地道に農家支援を続けている。特集『儲かる農業2025 日本の夜明け』の#17では、担い手農家アンケートの結果に基づく「農家への訪問回数が多いJAランキング」を初公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文)

農家への訪問回数が多いJAはどこ?
本邦初!営農指導や共済推進担当の熱意を示すランキング

 リモートワークが普及した現代においても対面でのコミュニケーションは大事だ。まして、農業では現地現物を抜きにしては何も議論できない。

 ダイヤモンド編集部は、担い手農家アンケート(下図参照)で、年に何回の農協職員の訪問を受けているか、訪問の目的は何かを聞き、農協ごとに活動を分析した。

 次ページでは、本邦初となる「農業所得向上に向けた農家訪問が多いJAランキング」を大公開する。農家の声をサービスの改善に生かす高支持率農協がランキング上位を占めた。静岡県や長野県といった農村部の農協だけでなく、千葉県の意外な農協も上位に食い込んだ。

 共済の推進や、貯金集めのための農家訪問回数も農協別に明らかにする。