2015年卒業予定の学生の就活が本格スタートする12月。いったい何から手をつけていいのかわからないという人も多い。
そこで今回は、「就活でもっとやっておけばよかったことランキング」1位の自己分析について、意外と知られていない2つの大事なポイントをお伝えする。
自信がないけど自己PR
志望してないのに志望動機
自分を伝える場が就職活動だ。
自己分析ができていなければ、採用担当者に自分を伝えられるわけがない。なのに自己分析を納得いくまで、きちんとやらない人が多い。これでは「落として下さい」と言っているようなものだ。
こんな風に、一番差がつくのに、多くの人が手を抜いてしまうのが自己分析なのだ。
先輩や社会人が「自己分析は大事だよ」と言うので重要なことは知っている。でも、何を重点的に分析すれば良いかがわからずになんとなく「私の強み」っぽいことを考えてみたりと、表面的な分析に終始してしまう。
そして、筆記対策や説明会、業界研究などの、何をすれば良いかわかりやすい就職活動に逃げてしまうのだ。
気持ちはわかる。
自己分析ってどこまでやればゴールなのか、やってどんな効果があるのかがイメージしづらい。
迷いながらやるくらいなら、他のことに集中したほうが効率が良いと思うかもしれない。
しかし、ここで手を抜くと、自分の強みや頑張ってきたことも、いまいち確信が持てないまま自己PRを作ることになる。
志望動機も、心から志望しているかどうかわからないのに、「○○の事業に将来性を感じ、御社を志望しました」と、ロジックだけは整合性がとれた志望動機が作られていく。
「自信がないけど自己PR、志望してないのに志望動機」
そんな状態になっている人が、残念ながら非常に多い。
この状態で、人気企業の倍率300倍(=300人に1人)をはたして勝ち抜けるだろうか。残念ながら、曖昧なものを面接でぶつけても、選考に落とされ続けてしまう。やがて、すっかり自分自身を否定された気になってしまい、気落ちしていく。
本当はそうではないのに。
「就活は大変だよ!」
就活を苦しそうにしていた先輩の多くが、ここにハマっているように思う。
じゃあ自己分析ってどうやればいいのか。
自己分析で重点的に分析すべき2つのポイントを、これからお伝えする。
今からでも間に合う。今からなら間に合うから、しっかりと読んでほしい。