ダイヤモンド・オンラインplus
働き方改革の“実効的ソリューション”として期待されるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だが、ここに来て、日本でも先進企業による導入が相次ぎ、経営層の関心度は高まっている。世界有数のRPAベンダー、UiPathの日本法人でトップを務め国内外の最新事例に詳しい長谷川康一氏に、RPA導入に成功するためのポイントなどについて語ってもらった。

豊富な開発実績と優れた商品企画力を誇る三井不動産レジデンシャル。再生事業に関しても、グループ企業の力を結集して、物件の特性に応じた最適なソリューションを提案するという。例えば建替えにおいては、土地のポテンシャルを引き出しながら区分所有者の要望を盛り込んで、より付加価値の高いマンションを再建。同社の再生事業が高く評価される理由はここにある。

時代に先駆けて1986年からマンション建替え事業に取り組み、三十余年の経験とノウハウを持つ新日鉄興和不動産。 業界トップクラスの建替え実績を支えるのは、検討初期から新しいマンションでの生活に至るまで、継続的に提供される 3層による手厚い支援体制だ。全区分所有者とのコミュニケ―ションを図るという、独自の取り組みについて聞いた。

SUV市場が過熱する中、三菱自動車のSUV、『アウトランダーPHEV』がヨーロッパで売れている。環境意識が高く、また自動車の完成度をシビアに評価する欧州で支持される理由は何か。同社開発陣に『カー・アンド・ドライバー』誌の竹内龍男編集長が聞く。

最新テクノロジーを満載。航続距離も大きく伸ばし、従来の電気自動車(EV)を大きく超える使い勝手の良さを持つ。そんな新型リーフの登場をIT業界はどう見ているのか。ソニー、グーグルを経て、現在もITをベースとした事業に携わる辻野晃一郎氏に話を聞いた。

2020年の実用化に向けて研究・開発が進められている次世代通信規格「5G」。高速・大容量のデータ通信を低遅延で実現する新しい通信システムは、私たちの生活やビジネスをどう変えるのか。長らく国際標準化の作業にも携わり、現在、5Gを活用した応用分野の研究・開発に取り組む東京工業大学工学院教授の阪口啓氏に、国内外の最新事情について語ってもらった。

ROI(投資対効果)が高いといわれるAI(人工知能)やロボットの導入。数年前から業務の一部にこれらを活用する企業も増えてきた。2017年1月から大規模なRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を進める三井住友フィナンシャルグループでは、当初の想定を超える効果に大きな手応えを感じているという。その取り組みから、業務改革や生産性向上につながる可能性を探った。

顧客がサービスを選ぶ時代、企業はITとどう向き合うべきか。ITを誰でも当たり前に使える時代となり、金融をはじめとするサービスの形や、それを支えるシステムの在り方も大きく変わってきた。高度な信頼性や安定性が要求されるシステムの開発を得意としてきたNTTデータは、新たな潮流にいち早く挑み始めている。その詳細を2人のキーマンに聞いた。

共に19世紀──シングルブレザーは英国のケンブリッジ大学とオックスフォード大学のレガッタレースでケンブリッジ大の学生が着た燃えるような(Blazer)真紅の上着が、ダブルブレザーは英国海軍軍艦ブレザー号乗務員が着た上着が、それぞれの由来とされている。ブレザーが「制服っぽい」ゆえんだが、古くはアイビーリーガーを気取った1960年代のみゆき族に好まれ、90年前後には「紺ブレ」ブームを巻き起こし、ブレザーは日本に定着した。それ故、端正なデザインと、特にネイビーブレザーのクリーンな趣は奇をてらった印象もなくビジネスシーンに着られるジャケットとして受け入れられるはず。

昨年4月、三井不動産は法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」を立ち上げ、好評を得ている。今年4月からは企業の働き方に、より柔軟に対応する「ワークスタイリングFLEX」を導入。多様化する経営環境やビジネスシーンに合わせて、企業の新しい働き方を提案する。

今、多くの企業が「働き方」を模索している。コワーキングやテレワークなど働く場所はオフィスだけに限らない時代。未来のワークプレイスはどこにあるのかを探った。






優先度やコストなどの問題からシステム化が見送られてきた手作業の業務を、スピーディーかつ低コストで自動化できるのが「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」だ。大幅な処理速度のアップ、ミスの回避などを実現し、節約した時間をより付加価値の高い業務に振り向けられる効果がある。社員のITリテラシーを高め、デジタル変革と働き方改革を同時に進めていくマインドシェアの形成にも役立つ。

「ロボットは、人に代わるものでも、全自動化を目指すものでもない。“人のパートナー”として活用することで社内に継続的な改善の文化が育まれる」。このコンセプトの下にRPAツールで現場の業務改善を支援しているのが、FCEプロセス&テクノロジーだ。

都市銀行へのエキスパートシステム導入経験に始まる業務自動化のノウハウも生かし、企業の業務改善を包括的に支援しているフィジオ。顧客のビジネスを理解したコンサルタントが“可視化”“自動化”の手段として、RPAツールの効果的な活用法を指南している。

RPAツール「Automation Anywhere」による間接業務の自動化など、全社的な働き方改革を推進している日立ソリューションズ。同社はそれを通して得たノウハウも併せて提供する「ワークスタイル変革ソリューション」により、顧客企業の業務生産性の向上を包括的に支援している。
