火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器…。化学は人類を大きく動かしている――。化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける、白熱のサイエンスエンターテイメント『世界史は化学でできている』が発刊。8万部突破のベストセラーとなっている。池谷裕二氏(脳研究者、東京大学教授)「こんなに楽しい化学の本は初めてだ。スケールが大きいのにとても身近。現実的だけど神秘的。文理が融合された多面的な“化学”に魅了されっぱなしだ」と絶賛されたその内容の一部を紹介します。
世界史は化学でできている
第18回
金や銀と同じくらい貴重…ナポレオン三世が最上のもてなしに使った「金属」とは?
第17回
太陽系全体に存在する「質量が多い元素」ベスト5
第16回
かつての教科書とは「ここ」が違う…大きく揺らぐ縄文時代のイメージ
第15回
大富豪になったノーベル…爆薬「ダイナマイト」を発明した意外すぎる理由
第14回
「進化論」のダーウィンが、生活には不自由せず研究に没頭できた“納得の理由”とは?
第13回
料理こそが「人類」を進化させた…その意外な理由とは?
第12回
「マンハッタン計画」への参加を固辞…人間性を失わなかった物理学者
第11回
ドイツの「化学兵器の父」の悲惨すぎる末路
第10回
古代ギリシア、「ワイン」の酒宴が哲学を発展させた?
第9回
恐ろしげな化学物質「ジハイドロゲンモノオキサイド」の正体とは?
第8回
古代エジプト、ピラミッド建設の労働者の意外すぎる給料
第7回
19世紀のロンドンや江戸、「感染症」コレラは何が原因で流行したのか
第6回
大航海時代、コロンブスが「これを持っていれば天国に行ける」と豪語したモノとは
第5回
意外に知らない…金の産出量が最も多い国とは?
第4回
16世紀、ヨーロッパの銀価格が大暴落した納得の理由
第3回
マリー・アントワネットも悩まされた、ベルサイユ宮殿の残念な真実
第2回
都市ガスにわざと「におい」がついているワケ。本来は無臭です
第1回
人類はいつ頃から火を利用してきたのか