半導体とAIのバブルが膨らみ続けている。トランプ米政権がAI覇権に野心を見せる一方、中国ディープシークの台頭で「エヌビディア1強」が揺さぶられているが、グーグル、アマゾン、マイクロソフトら米巨大IT（ビッグテック）の巨額投資は留まるところを知らない。日本では、政府が10兆円以上の公的支援を始動させ、ラピダスを筆頭に半導体とAIに注がれる投資資金は一段と膨張する見通しだ。狂乱の半導体AIの巨大市場に日本企業はどう対峙するのか。