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第8回
嗅覚のある医療産業の世界メガたちが、再生医療については投資の優先順位を低く位置付けている。そんなかで日系大手テルモが勝負を仕掛けている。
2018/8/4号
トランプ米大統領vs習近平中国国家主席、サッカーW杯ロシア大会、米グーグル……ジャンルも事の大小も全く異なるこれらを分析するツールとして、スパッと横串を刺せる“最強”の理論があるのをご存じだろうか。その名こそは「ゲーム理論」という武器に他ならない。
第7回
総合電機各社はかねて、一様にヘルスケアを第三の柱に掲げた。その後、買収で拡大を仕掛けるところもあれば、実質撤退の売却もあった。現在のトーンは各社各様となった中、日立製作所は三菱電機の粒子線治療装置事業を買収、同事業で世界トップの背中を捉えようとしている。
第6回
今春放映されたテレビドラマ「ブラックペアン」(TBSテレビ)では、手術支援ロボットがストーリーの鍵を握ったが、現実世界でもその開発競争は繰り広げられている。治療機器の世界メガである米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)はITの巨人である米グーグルと手を組み、参入を目論む。
第5回
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6月末、事業再編の一環で主力のヘルスケア事業を分離する計画を明らかにした。独立する医療機器世界メガはすでに新たな挑戦に乗り出している。『週刊ダイヤモンド』7月21日号の第1特集「製薬 電機 IT/医療産業エリート大争奪戦」の拡大版として、産業のキーマンたちのインタビューを特別連載でお届けする。第5回は米GEヘルスケアの日本法人、GEヘルスケア・ジャパンの多田荘一郎社長兼CEO(最高経営責任者)に聞く。
人手不足や市場の飽和が叫ばれるコンビニ業界で急浮上しているのが、社会保険への未加入問題だ。国は従業員や店のオーナー自身が社会保険に未加入の加盟店を調べ、加入促進に力を入れている。だが保険料は、経営が順調な加盟店にとっても大きな負担だ。『週刊ダイヤモンド』7月28日号の第2特集「コンビニクライシス 社会保険が追い詰める加盟店経営」の特別版として、社保未加入問題をレポートする。
第4回
独シーメンスの稼ぎ頭だったヘルスケア部門は2018年3月に独立経営の事業会社として上場した。コングロマリットの鎖から解き放たれ身軽になった医療機器の世界メガは、ヘルステックをめぐるM&A、提携で攻勢をかけていく。日本法人のシーメンスヘルスケア森秀顕社長兼CEO(最高経営責任者)に話を聞いた。
2018/7/28号
銀行に存亡の危機が迫り、ピラミッド型組織のあらゆる層で変革が起き始めている。その変革は、新しい時代が求める「新型金融エリート」と、時代に取り残される「旧型金融エリート」を同時に生み出すという、残酷なコントラストを描いている。
第3回
127年の歴史を持つオランダのフィリップスは総合電機メーカーから医療機器メーカーとなり、さらにはヘルステック企業になると宣言した。医療機器世界メガは「モノ売り」のビジネスモデルを大転換する。『週刊ダイヤモンド』7月21日号の第1特集「製薬 電機 IT/ 医療産業エリート大争奪戦」の拡大版として、産業のキーマンたちのインタビューを特別連載でお届けする。第3回は医療機器三大メガの一角であるフィリップスの日本法人、フィリップス・ジャパンの堤浩幸社長に聞く。
第三者からの精子・卵子提供による非配偶者間の体外受精、代理出産を日本で最初に手がけ、一時期日本産科婦人科学会を除名されていた産婦人科医の根津八紘氏。長野県、諏訪湖のほとりにある小さな町から、日本の生殖医療に一石を投じてきた産婦人科医は、日本の不妊治療に何を思うのか。
ある不妊治療クリニックの一室で、顕微鏡を覗く白衣の女性。モニターには、注射針で精子を卵子に注入する様子が映し出された。彼女の職業は「胚培養士(はいばいようし)」。不妊治療のニーズ拡大に伴い、生まれた新たな医療職だ。そんな胚培養士が、今「稼げる職業」として注目を集めている。
第2回
IBMの人工知能(AI)技術「ワトソン」は2016年にがん患者の命を救って話題を集めるや、医療・ヘルスケア業界で仕事が急増した。そのワトソンは次に何を仕掛けるのか――。『週刊ダイヤモンド』7月21日号の第1特集「製薬 電機 IT/ 医療産業エリート大争奪戦」の拡大版として、産業のキーマンたちのインタビューを特別連載でお届けする。第2回はITサービスの巨人、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の金子達哉ヘルスケア・ライフサイエンス事業部パートナーに聞く。
第1回
オリンパスがAI(人工知能)、ICT(情報通信技術)、ロボティクスなどの技術革新を前に自前主義と決別した。その裏にはカメラ事業で直面した「iPhoneショック」のトラウマがあった。『週刊ダイヤモンド』7月21日号の第1特集「製薬 電機 IT/医療産業エリート大争奪戦」の拡大版として、業界のキーマンたちのインタビューを特別連載でお届けする。第1回は国内医療機器最大手であるオリンパスの小川治男CTO(技術統括役員)に聞く。
不妊の半分は男性側に原因がある――。WHO(世界保健機関)は意外なデータを示している。不妊治療には男性側の理解と協力が欠かせない。男性不妊検査の第一歩である「精液検査」を受けた20代読者男性の実体験ルポをお届けする。
年収1000万円プレーヤーたちがゴロゴロいる製薬業界の雇用が今、大きく揺らいでいる。名だたる製薬会社がこぞってリストラを断行しているのだ。2017年末~18年は、これまで判明した製薬4社の早期退職者数の見通しの合計は約1500人に上り、今後は18年だけで約2000人が転職市場に放出される可能性が高い。
オンライン決済で、クレジットカードを利用せず事前の申込もなしに即時決済ができる(支払いは後払い)画期的なサービスを提供するフィンテックベンチャーのPaidy。杉江陸社長に、直近のビジネスの状況や7月に行った資金調達について話を聞いた。
「獺祭」で知られる日本酒メーカーの旭酒造(山口県・岩国市)。西日本豪雨の影響で生産停止を余儀なくされるなど、大きな被害が発生している。被災直後の7月9日、桜井一宏・旭酒造社長が『週刊ダイヤモンド』のインタビューに応じた。
2018/7/7号
京都の台所・錦市場で100年以上続く「錦平野」は、京料理の総菜店として、地元の人々に愛されてきた。職人が店頭で焼くだし巻き卵が特に評判だ。この老舗のオーナーは岡亘さん(76歳)。2017年4月、後継者がおらず事業承継してくれる人を探していた元のオーナーから買収した。
2018/6/30号
在日中国人数は近く100万人時代を迎えるといわれ、その中身も多くの日本人が抱くイメージとはかけ離れつつある。彼らは日本の社会や企業にどんな影響を与えるのか。日本で最も成功した新華僑と言われる、医薬品開発業務受託機関の国内最大手、EPSホールディングスの厳浩会長に聞く。
未来を先取りしたい企業たちが今、数学の世界にどっと押し寄せている。ポケットマネーで数学のイベントを開き、社内で数学の勉強会を開催。さらに家庭教師を雇って学ぶほど数学にのめり込んでいるカドカワの川上量生社長に、なぜ数学を学ぶのか、直撃して聞いた。