sp-cfo(2) サブカテゴリ
企業の海外売上高比率は年を追うごとに増加しているが、中国・アジア新興国を主体に進出した国の規制や商習慣の違いと時間的・空間的に拡大したサプライチェーンが原因で、思うような財務管理ができないというのが、中国・アジアに進出した企業のCFOが抱える悩みではなかろうか。今回のサーベイでは、日本企業の海外拠点を含めたグループ・ガバナンスや事業管理レベルの強化に向けた取り組みがどこまで進んでいるか、その実態を把握したうえで、着実にグループ統治力と財務マネジメント力の強化を図っている企業と、強化が思うように進まずに苦戦している企業との間で、収益力にどのような差が生じているのかを分析する。

第6回
2014年末に発表された日本版「コーポレートガバナンス・コード」原案を、どう評価すべきか。日本企業のコーポレート・ガバナンスにまつわる課題はなにか。前回に続き、経営戦略の研究者として名高い加護野忠男氏に、マネジメントの文脈から詳しく聞いた。

第5回
日本の経営学の発展に大きな貢献を果たしてきた伊丹敬之氏は、いま経営者の多くが「会計データ依存症」に陥っており、「現場想像力」の習得が必要であると訴える。現場の実態を想像できる経営リテラシーを身に付けるには、どうしたらいいのか。前回に続き話を聞いた。

ファーストリテイリングが海外展開を本格化させている。2015年度第1四半期、売上構成比で国内事業が初めて50%を下回った。グローバル企業飛躍への課題を追った。

第4回
コーポレート・ガバナンスの本来の目的は、企業価値を向上するための企業経営を行うことにある。しかるに、同質性という特徴を持つ日本企業において、それらの客観性は担保されにくい。社外取締役や多様な人材を、どう活用すればいいのか。

第3回
新たな成長機会を求めて日本企業の「クロスボーダーM&A」が活発化し、大型かつ巨額の案件も進行している。だが、期待したシナジーを発揮できず失敗とされる案件も珍しくない。クロスボーダーM&Aを成功させるポイントは、どこにあるのか。

第2回
2014年末に発表された日本版「コーポレートガバナンス・コード」原案を、どう評価すべきか。日本企業のコーポレート・ガバナンスにまつわる課題はなにか。経営戦略の研究者として名高い加護野忠男氏に、マネジメントの文脈から詳しく聞いた。

会計制度や資本市場の国際化が進展しビジネスの海外展開も加速する中、企業の経理・財務部門はその組織や機能が大きく変化している。シェアードサービスやアウトソーシングを実施したものの、わが国の制度・慣習との狭間で様々な課題を抱える企業は多いことが調査から明らかとなった。


![[CFOフォーラム・ジャパン2014 CFO講演]オムロンの企業力向上への取組~逆ROIC経営~](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/240wm/img_8b8440c76d9cdccc73f174e0c30082cb182488.jpg)

グローバルでの事業推進のいっそうのテコ入れのために、自社の管理会計ないしKPI管理の再構築を志向する企業が増えてきている。一方で、特にトップマネジメントには、KPI管理に対する抵抗感も強い。下手なKPI管理の導入は、自社の組織文化を破壊するリスクがあるからだ。それでは、日本企業として守るべき組織文化とは一体何か?

第1回
日本の経営学の発展に大きな貢献を果たしてきた伊丹敬之氏は、いま経営者の多くが「会計データ依存症」に陥っており、「現場想像力」の習得が必要であると訴える。現場の実態を想像できる経営リテラシーを身に付けるには、どうしたらいいのか。

三菱電機が、お得意の堅実な経営を進化させている。今期もすでに決算見通しを2回上方修正し、過去最高益は確実。ひたすら地味だが、着実に成長を続ける経営の実態に迫る。

アンケートはこちらから

日産自動車が米国で気炎を上げている。好調なシェア拡大の背景には安売り攻勢が見え隠れするが、一方で利益率も昨年度の厳しい状況から改善しつつある。その理由に迫る。

2014年2月、三井化学は大型3事業の事業再構築を表明した。なぜ同社は抜本改革を行わなければならなかったのか。そして事業の“膿”は出し切れたのか。

第98回
2015年6月の適用開始が予定される、日本版コーポレートガバナンス・コード。政府はこの試みが、経営者のマインドを変革し、日本企業の成長力を上げ、日本再興につながると見ている。企業経営は生まれ変わることができるか。米国ガバナンスの重鎮に話を聞く。

第150回
本連載も今回が最終回である。連載の締めくくりは、ヤフーの業績を斬る。同社は、完全競争市場と独占市場の中間形態の「独占的競争市場」に位置する。こうした市場にいる企業を分析すると、「恐ろしい結論」がいくつか導かれる。

第150回
本連載も今回が最終回である。連載の締めくくりは、ヤフーの業績を斬る。同社は、完全競争市場と独占市場の中間形態の「独占的競争市場」に位置する。こうした市場にいる企業を分析すると、「恐ろしい結論」がいくつか導かれる。
