相沢光一
第346回
テニス同じラケットを使ったスポーツであり、同様の形態で賞金やポイントが与えられる大会で優勝の快挙を成し遂げたのに、錦織とは比べものにならないほどメディアの注目度は低く、したがって知る人も少ない選手がいる。

第345回
錦織圭がバルセロナ・オープンの連覇を達成した。この優勝には大きな意味がある。それはクレーコートでの大会を連覇し、錦織がその戦い方を手の内に入れたことだ。

第344回
サッカー界のレジェンド、カズ(三浦知良)に野球評論家の張本勲氏がテレビ番組で“引退勧告”をして批判を浴びた。だがその部分よりも、もっと看過できない発言がある。「J2は野球でいえば2軍だから」の部分だ。

第343回
かつて企業スポーツといえば鉄鋼、機械、自動車、繊維、食品といった基幹産業の、しかも大企業が行うものだったが、バブル崩壊以降は休廃部が相次いだ。代わって参入してきたのは新たなビジネスモデルで業績を伸ばしてきた企業だ。

第342回
3月28日、アメリカで行われた陸上競技会・テキサスリレーの男子100メートルで、桐生祥秀が9秒87という驚異的なタイムをたたき出して優勝した。史上初めて日本人選手が電気計時で10秒の壁を破ったのだ。

第341回
3月27日、地上波の民放で同時間帯に3つのスポーツ中継が行われた。プロ野球巨人対DeNAの開幕戦、サッカー日本代表とチュニジア代表の親善試合、世界フィギュアスケート選手権の男子SPが中継されたのである。

第340回
中国が国策としてサッカーの強化に力を入れることが明らかになった。習政権は先週、「サッカー改革発展マスタープラン」を発表している。なぜ、いきなり中国がサッカーの強化に力を入れることになったのか。

第339回
世界のサッカー界の有名監督にはMF、DF出身者が多いが、日本代表の新監督ハリルホジッチ氏はフォワード出身。果たして日本代表を再生に導けるのか、その手腕を占ってみよう。

第338回
昨秋、日本バスケットボール界に下された無期限国際試合出場停止処分が世間を騒がせたが、ここへきて、その制裁解除への光明が見え始めた。

第337回
近年、広島には「カープ女子」といわれる女性ファンが増えているが、今年は本来の男性ファンが球場に押し寄せることになりそうなのだ。いうまでもなく、メジャーで7年間プレーした黒田博樹が復帰するからである。

第336回
2月24日、サッカーの「AFCチャンピオンズリーグ2015(ACL)」が開幕する。各国の強豪クラブが出場してアジア最強クラブの座を争う大会だが、最近、日本のクラブは満足な成績を残せずにいる。

第335回
スペインリーグ監督時代の八百長疑惑が告発されたことを受けて、アギーレ日本代表監督が解任されたのが2月3日。それから2週間が経った。アギーレ後任が注目を集めるが、改めてサッカー代表監督という仕事を考察してみた。

第334回
恒例の「週刊ベースボール」写真名鑑号が発売された。この号の表紙には12球団の選手の顔写真が並ぶ。「今季の各チームを代表する注目選手」というわけだが、昨年の号から2年連続で表紙を飾ったのはオリックスの金子ひとりだけだ。

第333回
イチローのマーリンズ加入で、日本人選手が在籍したことのないMLB球団は1つだけとなった。各球団は万遍なく日本選手を獲得するようになったが、日本選手が活躍できる球団と活躍できにくい球団があるようだ。

第332回
今、人々の目が中東に注がれているが、イスラム国関連では邦人人質事件とは別にもうひとつ衝撃的な報道があった。イスラム国が支配するイラク北部の都市モスルで、サッカー観戦をしていた少年13人が銃殺されたという事件だ。

第331回
今年の全国高校サッカー選手権は星稜(石川)の初優勝で幕を閉じたが、前橋育英(群馬)との決勝戦は実に見ごたえがあった。両校には共通項がある。サッカーだけでなく野球も強いのだ。

第10回
昨年のスポーツ界はソチ五輪とサッカー・ワールドカップの2大国際イベントで盛り上がり、錦織圭選手の快進撃に目を奪われた。2015年はどんなイベント、どんな選手が待っている?

第330回
箱根駅伝からは瀬古利彦氏、谷口浩美氏ら日本を代表するランナーが育っている。初代・2代目の「山の神」は、今のところその域までは達していないが、なぜだろうか。

第329回
昨年末、ボクシング・格闘技ファンは、さぞ忙しかったことだろう。12月30日と31日の両日で見逃せない試合の中継が9試合もあったのだ。内容の方も見ごたえのある試合が多かった。

第328回
年末から年明けにかけては各競技の王者を決める大会や試合が目白押しだ。好きな競技の試合を心待ちにしているファンも多いだろう。主な大会の見どころを探ってみた。
