並木浩一
第18回
「桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科 大学アドミニストレーション専攻(修士課程)通信教育課程」 大学経営のエキスパートをを養成
少子化による「大学冬の時代」と言われ、多くの大学が経営戦略の専門家を『教員』として採用する動きが目立っている。この大学院は、そのサバイバルの戦略を担う人材の要請に応えるように誕生したものである。

第17回
「京都産業大学大学院・経済学研究科(通信教育課程)」e-mailを駆使し、2年間マンツーマンの指導が受けられる
この通信制大学院の学修システムの大きな特徴は「e-mailの駆使」。授業は主にe-mailを利用する。また、専門とする研究テーマの指導は原則、院生1名に対して教員1名。2年間を通じてマンツーマンの指導が受けられる。

第16回
「情報セキュリティ大学院大学」情報セキュリティに特化した、文理融合型の大学院
研究・教育の内容は情報科学技術、特に情報セキュリティ技術と、その基礎である社会システムとしての法制が1つの芯となっている。ユニークなのは、博士前期課程が2年制と1年制の2本立てであることだ。

第15回
「目白大学大学院経営学研究科 博士後期課程 経営学専攻」 MBAのスキルをアカデミックレベルに
この新設大学院の注目ポイントはまず経営学の「博士(後期)課程」であること。MBAのスキルをアカデミックレベルに延長もしくはコンバートする大学院として理解していいだろう。

第14回
「武蔵野大学大学院通信教育部 人間学研究科人間学専攻」 履修も試験もネットを多用
仕事を辞める必要がない通信制の大学院。インターネットを多用し、履修の中心はウェブベースでの学修。試験もウェブ上で行なうシステムも導入済み。注目すべきは、海外からの入学者に門戸を開いていることだ。

第13回
「東北福祉大学大学院 総合福祉学研究科(通信制)」スクーリングの負担の少なさが魅力
東北福祉大学大学院の通信制大学院、総合福祉学研究科は2002年に開学しており、この分野では先駆者的な存在。社会福祉学と福祉心理学の2専攻を持つ、人気の福祉分野の大学院である。

第12回
「産業技術大学院大学」“産業界のスーパープレイヤー育成”を掲げる公立の工学系大学院
東京都にある産業技術大学院大学。工学系の中でも学際的な展開の多い『IT』と『プロダクツ』の部分に特化。「産業界におけるスーパープレイヤーの育成」を掲げており、目的意識のはっきりとした大学院である。

第11回
「青山学院大学大学院 総合文化政策学研究科 文化創造マネジメント専攻」“文化”と“アート”をマネジメント&プロデュースする大学院
青山学院大学大学院が来年設置する新専攻が「文化創造マネジメント専攻」である。文化とアートのマネジメント/プロデュースの大学院と言えるかもしれない。注目の学際分野であり、教員陣がまた秀逸だ。

第10回
「明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科」留学もせず、会社も辞めずにMBAを取得できるビジネススクール
通称「明治大学ビジネススクール(MBS)」と呼ばれるこの大学院は、仕事を辞める必要もなく、通学が容易。優秀な人間ほど忙しいという日本の事情をよく理解している人間が作ったことがよくわかる。

第9回
「ハリウッド大学院大学」世界初の“ビューティビジネス”専門の大学院
設立母体のもともとは、ハリウッド美容専門学校。多くの美容師を輩出してきた美容界の名門である。ハリウッド大学院大学は、「世界初のビューティビジネス専門の大学院」なのである。

第8回
「京都造形芸術大学大学院芸術研究科」東京での履修も可能。勢いのある芸術系大学院
京都造形芸術大学は、勢いのある大学として知られている。学長は千住博氏、大学院長に浅田彰氏を京大より招聘。副学長の1人には秋元康氏も。純粋な芸術から、芸術のままでいられない芸術までを完全に視野に入れた。

第7回
「映画専門大学院大学」 ビジネススキルを持ったプロデューサーを養成
映画専門大学院大学は、主に映像・映画プロデューサー、コンテンツ製作者を養成する大学院。最も肝心なのは、ディレクター(監督・演出)ではなくプロデューサー(制作・製作者)を養成する大学院であることだ。

第6回
「筑波大学法科大学院」 社会人のための大学院の草分け的存在
社会人が働きながら通える法科大学院のひとつが、「筑波大学法科大学院」。夜間大学院のはしりであり、社会人のための大学院の草分け。便利で由緒があり、学費も安い。有職ビジネスマンにはうってつけである。

第5回
夜間や土日に講義を行ない、司法試験受験を目指す社会人に法曹へのルートを提供し続ける大学院がわずかだが存在する。その一校が『大宮法科大学院大学』だ。

第4回
大学院を選ぶとき、全くの門外漢からある道のスペシャリストになるという選択肢も当然ある。そこで紹介したいのが『聖徳大学通信教育課程大学院児童学研究科』。児童学の専門家になれる通信制大学院である。

第3回
『日本大学大学院総合社会情報研究科』この大学院の最大の特徴は、修士課程より上の「博士課程」を持つこと。博士後期で研究を続行すること=研究者への登竜門であり、そうした希望に応える貴重な大学院である。

第2回
意外と忘れられがちな『放送大学大学院』。誰でも入れるイメージが先行しがちだが、意外にも教員と学生のレベルはきわめて高い。しかも通学の負担が少なく、授業料は信じられないほど安い。

第1回
いまや「大卒」はもう十分な学歴ではない時代。弁護士、教員はもちろん、「院卒」資格を求められる職場が出てきているのが現実だ。エリートの学歴像は大きく変わってきているのである。

最終回
多摩川沿いには、都心と趣を異にする緑豊かな高級住宅地の存在が知られている。その中でも知名度の高いのが上野毛・等々力。周囲の喧噪から誇らしげに孤立している。

第26回
三軒茶屋と下高井戸を結ぶ東急世田谷線は、起点と終点を1つの区内に持つ都内のローカル線。2両連結のミニ電車が走り抜ける沿線には、世田谷の今昔を感じる数々の風景が待ちうけている。
