加藤祐子
第23回
      日本のビデオ流出に英語メディアは反応薄く右傾化は懸念
      
      今週は尖閣諸島沖の漁船衝突ビデオ流出についてです。「政府の管理体制」とか「犯人はだれだ」を気にする日本メディアと違い、英語メディアはもっぱら日中関係の悪化や、日本の右傾化を気にしているようです。
      
    
第22回
      ロシア大統領の国後訪問は選挙を意識か 領土問題は常に政治事情とセットで
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は尖閣諸島に続いて「別の島の問題が日本の頭痛の種に」なった、ロシア大統領の北方領土・国後島訪問についてです。
      
    
第21回
      レアアースなかりせばのカセットウォークマンにあちこちで訃報が
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週はレアアースとウォークマンが同時に話題になっているという、タイミングの妙についてです。
      
    
第20回
      英語メディアが第三者の目で見た日中のデモ、浮かび上がるのは
      
      今週は日本と中国で起きているデモについてです。どちらがどちらの引き金になったかもはや分からない「どっちもどっち」な状態を、英語メディアは第三者の目で見て伝えています。
      
    
第19回
      「最もデジタルな友人が少ないのは日本」という見出しに驚くや否や
      
      今週は、イギリスの調査会社による各国ネット行動調査で明らかになった、「デジタルな友人が最も少ないのは日本(Japan has fewest digital friends)」という結果についてです。「日本人の国民性」および「新興国」というのがキーワードのようです。
      
    
第18回
      一般市民の集団が闇将軍に打撃を しかし有罪は?
      
      今週は小沢一郎・元民主党代表に対する「起訴議決」についてです。複数の英語メディアは「政治的打撃だが、有罪はないだろう」と書いています。
      
    
第17回
      日本と中国、漁船衝突は勝ち負けで言えばどこの漁夫の利か
      
      今週のテーマはもちろん日中関係です。日本でも中国でも「国辱」とか「民族のなんとか」的な感情論がとかく騒がしいですが、そういう感情論を抜きにして英文メディアの報道を眺めると、勝ったのは中国でもなければ日本でもない、そんな風景が見えてきます。
      
    
第16回
      円売り介入は政府のやる気印? 米議会は迷惑顔
      
      今週は、日本の単独円売り介入についてです。米議会では迷惑顔な日本批判が飛び交う一方、菅首相の「ウイニング・ランのようだ」と呼ぶメディアもあれば、「日本政府はやる気だ」と示したこと自体を評価する声もあり……。
      
    
第15回
      「ボクたちやっぱり日本みたいになるのかな」と政治面でも心配する欧州
      
      英語メディアで相変わらず目にする「どうしよう、ボクたちやっぱり日本みたいになるのかな」(意訳)的な論調。今回は「失われた10年」についてではなく、戦後日本には失われるどころか最初からなかったと思う国際政治における影響力についてです。
      
    
第14回
      日本政府がメリーゴーラウンドでは困るよと 一長一短の両候補を前に米紙は
      
      指導者が頻繁に入れ替わる日本の政治に対して英語メディアが「回転扉(revolving door)」という用語を使っていたのは自民党時代からのことですが、最近では「merry-go-round(メリーゴーラウンド)」という表現も主要紙で使われています。
      
    
第13回
      アメリカ人は単細胞だしイギリス人は紳士面・・・そんな小沢氏の「逆襲」に
      
      今週は小沢一郎氏についてです。英語メディアでは、小沢氏がアメリカ人を「単細胞」、イギリス人を「紳士面」と公言したことを大きく取り上げています。なかには小沢氏が首相になるのは「とんでもない」と社説で断言する主要紙まで。
      
    
第12回
      日本の消えるお年寄り、「家」単位ではもう無理なのでは?と
      
      今週のテーマは「消えるお年寄り」についてです。長寿大国のイメージを根底から突き崩すような事態に各国メディアの関心は高く、その批判の矛先は「家」を社会の基本単位とする戸籍制度にまで向かっています。
      
    
第11回
      「中国がついに日本を追い越した」と英語メディアは大々的に 日本にとっての幸せとは
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は「中国がついに日本を追い抜いて世界2位の経済大国になった」という報道についてです。そっけない日本の報道に対して、一部の英語メディアはかなり派手に書き立てています
      
    
第10回
      なぜ広島でアメリカは謝罪しなかったのか
      
      原爆投下から65年目にして、初めてアメリカ政府代表が8月6日の広島平和記念式典に出席した。しかし謝罪はおろか、発言も、献花もなかった。これはどうしてなのか。オバマ氏がニクソン的ではないからか。
      
    
第9回
      200億個目のツイートは日本語だった 偶然という名の必然か
      
      英語メディアが伝えるJAPANをご紹介するこのコラム、今週の日本はつらいニュースが多すぎるので、少しゆるい話題にします。Twitterで記念すべき200億個目のツイート(つぶやき)をしたのが日本人で、あちこちのメディアが伝えたという話です。
      
    
第8回
      今年も飛び交う「日本みたいになるぞ」報道
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は「日本みたいに」という報道についてです。米欧の経済専門家たちがこぞって、「緊縮か景気刺激か」を議論しあう中で、「日本みたいに」というのがひとつの指標として取りざたされています。
      
    
第7回
      日本は「またツイストしようぜ」状態に これはむしろチャンスか
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」を紹介するこのコラム、今週は参院選から数日後の論評を取り上げます。選挙直後はネガティブな報道が多かったものの、ここにきて比較的前向きな記事も増えてきました。
      
    
第6回
      日本人は菅首相にイエローカードと では財政再建は?
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週はもちろん参院選の結果についてです。何かと言えばさっさと首相を交代させようとするその風潮はどうなの、というような論調が英米各紙には見られました。
      
    
第5回
      「伝統だから」という伝統に苦しむ角界は現代日本の象徴か
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は角界の野球賭博スキャンダルについてです。英米メディアは「sumo」がけっこう好きで、いいことも悪いこともその都度、詳しく報道してきました。今回も格好の題材となっています。
      
    
第4回
      世界も認めた「岡ちゃん、ごめんね」 勝っても負けても偉業は消えない
      
      英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は何がどうしたって「岡田JAPAN」の話題です。日本人が「岡ちゃん、ごめんね」と国民的謝罪(?)に至る顛末を米主要メディアまでもが大きく取り上げました。
      
    