堀江貴文
第61回
SNS時代はクリエイターが自分で情報発信する時代 マスコミの助けは必要ない【ホリエモン的常識】
クリエイターの作品や情報の発信の仕方をSNSが大きく変えた。SNSでファンとダイレクトに繋がりメッセージを継続して発信することで、収益の安定も確保できる。これまでのように出版社やマスメディアの力を借りる必要はなく、SNSで自ら発信することが重要な時代になった。

第60回
利用するのじゃくなてく 適宜つまみ食いをする これが私のコンサル活用法【ホリエモン的常識】
コンサル会社の提唱するフレームワークとかを本気で活用したことは、実は一度もありません。適当につまみ食いをするくらい。まずは常識を否定して、普通の人だったらやらない突拍子もないことを考えて動いてみる。つまり、基本はすべて自己流。でないとつまらないでしょ。

第59回
高成長国ではIT企業の活躍の場はIT分野に限られない 無限だ【ホリエモン的常識】
アフリカ諸国に限らず、高い経済成長が見込める市場は、潜在力が大きく、またSNSの普及によって旧来のインフラを保有しているメリットが急速に低下しており、新規参入者にとっても成功のチャンスはきわめて大きい。産業インフラだって、金融だって手掛けようと思えば不可能ではない。

第58回
テロ被害者への哀悼の意の表し方は人それぞれ 百人百様でいいじゃん【ホリエモン的常識】
パリのテロ以降、ネット上で自らの哀悼の意を表す人が増えている。街中で青・白・赤の三色シルエットを目にすることもある。が、それはそれで良いし、そういた行為に疑問を投げかけても何も生まれない。要はとにかくテロをなくすこと、それだけ。

第57回
アマゾンが労働組合が結成って超時代遅れだよなぁ【ホリエモン的常識】
アマゾ社員が労働組合を結成しても、得られるメリットはほとんどないかも。経営者と労働者の対立図式自体が古臭いし、雇用が流動化して、労働者も一枚岩では決してないし。小泉進次郎氏は無難にいけば50代で総理大臣間違いなし。でも、そんなに時間をかけないで、今すぐにでも手を挙げてもいい。そればできないのが日本の政治の体質なんだよね。

第56回
旭化成建材とダイヤモンドダイニング 経営者の「覚悟」が対照的【ホリエモン的常識】
くい打ちデータ流用事件の第1の責任者は、旭化成建材の社長にはず。被害者、関係者、国民に対して誠実に対応しているのか極めて疑問に感じる。ダイヤモンドダイニング社長の病気の告白は、インサイダ取引を未然防止するためにも、上場企業の経営者として当然しなければならないことだった。

第55回
難民(と呼ばれている人たちの)受け入れを日本は前向きに考えようよ【ホリエモン的常識】
ポーランドの総選挙で難民受け入れ反対派が勝利するなど、難民問題が世界を揺さぶっているが、難民の受け入れは日本経済にとっては、成長のアキレス腱である人口減少を食い止める妙策にもなりうる。

第54回
携帯料金の値下げは、掛け声だけの看板倒れ、かな【ホリエモン的常識】
日本の場合、携帯電話は大手3キャリアの寡占状態になっています。そのため3社のシェアが均衡してくるにつれて、3社はそれ以前に比べて激しい競争を繰り広げなくなります。

第53回
東京大学が世界で劣っているものって結局は英語力だよね 【ホリエモン的常識】
世界の大学ランキングで東京大学がアジアのトップから滑り落ちたが、最上位を定着させるには、やはり英語力の向上が不可欠。欧米は元より、シンガポールなどアジアの大学と比べても、英語力では負けているからね。

第52回
食料品軽減税率は低所得者対策にはならないしITゼネコンを喜ばすだけ 【ホリエモン的常識】
消費税には低所得者から金持ちまで、みんなの負担が軽くなる軽減税率をつくるべきではない。所得税の軽減などで対処するべき。喜ぶのは、複数税率になって仕事が増える大手システム屋くらいだし。それから、大阪の橋下市長の新党は、彼の引退後の大阪に打ち込む布石なんだろうね。

第51回
ベンチャー投資は事業の将来性を見抜く力しだい 国立大学にそれができるかナ【ホリエモン的常識】
国立大学によるベンチャー企業へ直接出資に関して、ベンチャー企業の企業価値の算定がそもそも難しいといった意見があるようだが、別に難しくも何ともない。ごく普通に事業の現在そして将来の収益性を洞察すれば良いだけ。もっとも、国立大学にそれができるかどうかは別の問題だけれどネ。

第50回
フジテレビ急落はリモコンボタン8の場所が原因だ【ホリエモン的常識】
フジテレビはリモコン順位が、5のテレ朝にも、7のテレ東にも抜かれて、最下段に落ちたダメージが予想以上に大きかった。ホント想定外。新聞の番組表も一番隅っこだし。意味のない8という数字にこだわったのが、超裏目だったのかなぁ。

第49回
新型iPhoneはスマホの役割そのものを変えるかも【ホリエモン的常識】
新型iPhoneの新システム「3D Touch」は、操作感の革新ではゲームアプリの可能性を押し広げるにとどまらず、センサーや測定器など、スマホのこれまでになかった新しい可能性を創造する可能性がある

第48回
東芝の粉飾問題 無関係な株主を大損させない上場維持の判断は正しい【ホリエモン的常識】
東芝の粉飾決算は経営者の責任。しかし、株式が上場廃止になってしまうと、何の責任もなく、そもそも何も知らなかった株主が大損をさせられるわけで、今回、上場廃止にならなかったのは正しい判断だと思う。

第48回
生保の巨大化? 生命保険には興味ないなぁ【ホリエモン的常識】
保険料から人件費やCM代を支払って、残りが保険金にあてられるなんて、いかにも非効率。だから、保険にはまったく興味ないし、そもそも生命保険が世の中に必要とは思わない。その分、自身の健康管理におカネを使った方が、よっぽどマシじゃん。

第47回
米国利上げも 市場の波乱も 気にならない 人生スタイルが大事なのでは【ホリエモン的常識】
マクロ経済がどう動こうが、自分がやりたいことに対する制約要因にはならない。米国の利上げや世界経済への影響などもそうで、だからほとんど気にしていない。大事なことは、経済が想定以上に変動しても、それによって自分が徹底的に追い込まれてしまうような状況をつくらないことだ。

第46回
ゆうちょ銀行の上場? 興味ありませんグーグル組織改編は検索事業からの撤退の前兆?【ホリエモン的常識】
11月に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が上場する。でも、魅力のある投資対象とは思わない。政府のお墨付きのなくなった旧郵政3社が、民間企業と競争してどれだけ業績を伸ばせるのか。はっきり言って懐疑的にならざるを得ない。米グーグルの大幅組織改編は、成熟した検索事業と、将来性のある他の事業との分社化が目的なのでは。

第45回
新国立競技場 もはや利権群がるただの巨大公共事業【ホリエモン的常識】
小規模なイベント多くの人に告知する場合、SNSがまさにベストな方法。リアル世界のゲームに人が集まるのも、集客ツールとしてのSNSの存在が大きい。新国立競技場は利権関係者だけが大喜びする単なる巨大公共事業になってしまう。議論は完全にその方向だ。税金を使わず、もっと民間の知恵とカネを活用すべき。

第44回
日経&FTはその序曲、世界のメディア再編は続く【ホリエモン的常識】
日本経済新聞社は英FTブランドとそのデジタルユーザーが獲得できたことは大きな前進。今後は金融情報サービスでも買収劇が起きる。ラーメン店を開くなら、ロボット、ITメディアを活用したデジタル型ラーメン店で、仕切りとのれんの一蘭型を超えたいなぁ。

第43回
Jリーグを世界のプレミアリーグに!そのためにすることは… 【ホリエモン的常識】
サッカー選手は経済の市場原理で動く。そう考えれば、近い将来アジア・チャンピオンズリーグが欧州を超える日も遠くはないかもしれない。Jリーグは、そのアジアの中心、言わばプレミアリーグだ。Jリーグは、成長するアジアのなかで世界を見据えた新時代を迎えた、のかも。
