佃 義夫

佃 義夫

佃モビリティ総研代表
つくだ・よしお/1970年、創刊86周年(2014年2月時点)の歴史を持つ自動車産業日刊専門紙『日刊自動車新聞社』入社、編集局に配属。自動車販売(新車・中古車)・整備担当を皮切りに、部品・物流分野を広域において担当した後、国土交通省・経済産業省など管轄官庁記者クラブ、経団連記者クラブ(自工会分室)と、自動車産業を総合的に網羅し、専任担当記者としてのキャリアを積む。その後、該当編集局内における各分野のデスク・論説担当編集局次長を経て、出版局長として自動車産業オピニオン誌『Mobi21』を創刊。以降、取締役編集局長・常務・専務・代表取締役社長を歴任。45年間の社歴全域で編集・出版全体を担当、同社の「主筆」も務める。日刊自動車新聞社を退任後、2014年に「佃モビリティ総研」を立ち上げ、同総研代表となる。
第91回
RJCカーオブザイヤーに三菱「エクリプス クロス」が選ばれた事情
佃 義夫
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する第28回(2019年次)カーオブザイヤーを三菱自動車の「エクリプス クロス」が受賞した。「悲願の受賞」を達成した背景には、どんな理由があったのだろうか。
RJCカーオブザイヤーに三菱「エクリプス クロス」が選ばれた事情
第90回
自動車産業大再編で「部品メーカー」の存在感が増してきた
佃 義夫
次世代車の開発競争は、自動車メーカー間の合従連衡とITやAIなど異業種提携が進む中で、サプライヤーと言われる部品企業もそこに割って入る形で、再編の動きが慌ただしくなってきた。
自動車産業大再編で「部品メーカー」の存在感が増してきた
第89回
トヨタとホンダに「二股」かけるソフトバンク孫社長のしたたかな戦略
佃 義夫
ソフトバンクは、かねて情報革命・モビリティ革命・エネルギー革命を「ゴールデントライアングル」と名付け、その中でプラットフォーマー(基盤提供者)になることを経営戦略の核と位置づけている。
トヨタとホンダに「二股」かけるソフトバンク孫社長のしたたかな戦略
第88回
孤高のホンダが自動運転でGM・ソフトバンクと始動する「異色の連合軍」
佃 義夫
ホンダは10月3日夜、米GMと同社の自動運転開発子会社のGMクルーズホールディングスLLCと、自動運転技術を活用したモビリティの変革という共通のゴールに向けた協業を行うことで合意したと発表した。
孤高のホンダが自動運転でGM・ソフトバンクと始動する「異色の連合軍」
第87回
なぜデンソーが次世代車技術開発の主導権争いで注目されるのか
佃 義夫
今夏も終わろうとする8月27日、名古屋のホテルでデンソー、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトのトヨタ系部品メーカー4社の社長がそろって記者会見を行った。
なぜデンソーが次世代車技術開発の主導権争いで注目されるのか
第86回
スズキ、米国に続き中国からも撤退の真相
佃 義夫
スズキは、9月4日に中国の合弁生産会社「重慶長安鈴木汽車有限公司(長安鈴木)」のスズキ保有分の全株を、現地合弁先の長安汽車に譲渡することで合意したと発表。スズキは年内に中国での生産から全面的に撤退することになる。
スズキ、米国に続き中国からも撤退の真相
第85回
業績好調スズキがはまった落とし穴、製造現場の手痛い不正
佃 義夫
8月9日、スズキ、マツダ、ヤマハ発動機の3社が緊急の記者会見を行う異例の事態があった。3社は新車の出荷前の燃費・排ガス検査で不適切な事例が判明し、謝罪会見を行った。中でも、スズキの不正は突出していた。
業績好調スズキがはまった落とし穴、製造現場の手痛い不正
第84回
いすゞがトヨタと資本提携解消、GMと「再婚」の可能性が濃厚だ
佃 義夫
いすゞ自動車はトヨタ自動車との資本提携を解消した。いすゞとトヨタは、ともに8月3日に第1四半期決算を発表したが、トヨタが決算発表を終えた後のいすゞの決算発表で、両社の資本提携解消を発表する形をとった。
いすゞがトヨタと資本提携解消、GMと「再婚」の可能性が濃厚だ
第83回
日米自動車摩擦「再燃」の危機、またも日本車は政治に利用されるのか
佃 義夫
米国と中国がお互いに高関税をかけ合う米中貿易戦争は、日本車にも「飛び火」する懸念がある。そうなると、かつてのような日米自動車摩擦の再燃も予想される。日本車はまたもや政治的に利用されてしまうのか。
日米自動車摩擦「再燃」の危機、またも日本車は政治に利用されるのか
第82回
スバル苦境の新体制船出、業界最高の利益率は維持できるか
佃 義夫
昨年秋の東京モーターショー開幕日の国内工場の完成車で資格のない従業員が検査を行っていた問題が報道されると、その後も社内調査で燃費、排出ガスのデータの不正問題が…。今度、就任した中村新社長は、社内改革という課題を抱えながらのスタート。モビリティ社会の大変革時代を乗り越えるためにどう打開していくのだろうか。
スバル苦境の新体制船出、業界最高の利益率は維持できるか
第81回
トヨタ社長が新車発表会で「この指、とーまれ!」と絶叫した意味
佃 義夫
トヨタを代表する歴史あるクルマと言えば、高級車の「クラウン」であり大衆車の「カローラ」である。トヨタ自動車は6月26日、そのクラウンとカローラの新型車を同時に発表・発売するという異例の形式をとった。
トヨタ社長が新車発表会で「この指、とーまれ!」と絶叫した意味
第80回
マツダが逆風の中あえて「ディーゼル開発」を進める理由
佃 義夫
世界中の主要自動車メーカーが、欧州市場でディーゼル乗用車からの撤退を表明する中で、なんとマツダはディーゼルエンジン技術のさらなる進化(深化)へ開発を継続して進めていくという。その狙いや意図とは。
マツダが逆風の中あえて「ディーゼル開発」を進める理由
第79回
トヨタとスズキがアフリカ市場開拓で「共同戦線」を張る理由
佃 義夫
トヨタとスズキは5月25日、開発・生産・市場開拓の分野で新たな共同プロジェクトを開始することで合意。トヨタはインドで強い基盤を持つスズキに呼応して協業化が進んでいるが、両社の狙いはアフリカ市場である。
トヨタとスズキがアフリカ市場開拓で「共同戦線」を張る理由
第78回
日産はルノーに「吸収合併」されてしまうのか
佃 義夫
日産自動車は1999年以来、仏ルノーと提携関係にあり、さらに2016年10月に三菱自動車に出資し3社連合の枠組みとなっている。そんな中、ルノーの筆頭株主である仏政府がルノーと日産の統合を迫る動きを示しているという。
日産はルノーに「吸収合併」されてしまうのか
第77回
トヨタとVW、「2大帝国」はなぜ協業するのか
佃 義夫
トヨタグループの商用車メーカー日野自動車と、独フォルクスワーゲン(VW)の商用車統括会社であるVWトラック&バスが12日、提携に向けて緊急記者会見を行った。ライバル関係あるトヨタとVWはなぜ協業するのか。
トヨタとVW、「2大帝国」はなぜ協業するのか
第76回
ウーバーとテスラの自動運転死亡事故の日本への教訓とは
佃 義夫
米ライドシェア大手ウーバーの自動運転車が死亡事故を起こしたのに続き、EVメーカーのテスラの車両が運転支援機能「オートパイロット」作動中に衝突し運転車の死亡事故を起こした。両社の事故は波紋を広げている。
ウーバーとテスラの自動運転死亡事故の日本への教訓とは
第75回
トヨタ社長が次期自工会会長に「異例の再登板」をする理由
佃 義夫
日本自動車工業会は、3月15日の理事会で豊田章男トヨタ自動車社長の次期自工会会長の就任を内定した。5月17日の理事会で正式に選任され、自工会は同日の定時総会から豊田章男新体制で臨むことになる。
トヨタ社長が次期自工会会長に「異例の再登板」をする理由
第74回
日産とスバル、かつての「盟友」の分かれ道
佃 義夫
日産自動車とスバルは、ともに昨年秋に国内工場での完成車検査不正問題が露呈し、大量のリコールとその立て直しに追われた。両社は、2000年に資本提携を解消するまで30年以上に渡ってグループ関係にあった間柄だった。
日産とスバル、かつての「盟友」の分かれ道
第73回
トヨタが国内販売を「地域ごとの営業体制」に変える理由
佃 義夫
トヨタ自動車は今年1月から国内営業体制を従来の販売チャネルごとの「タテ割り組織」から地域ごとの「ヨコ割り組織」に転換した。トヨタ国内販売史上で歴史的な転換点ということであり、その動きが注目されている。
トヨタが国内販売を「地域ごとの営業体制」に変える理由
第72回
トヨタは世界3位後退も意に介さず…「新BIG3」の裏事情
佃 義夫
自動車の2017年世界販売実績でトップ3に異変が起こった。VWが2年連続で首位を守り、2016年に三菱自動車を傘下に収めたルノー日産の3社連合がトヨタを抜いて2位に浮上。トヨタは3位に後退したが、焦る様子はない。
トヨタは世界3位後退も意に介さず…「新BIG3」の裏事情
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