CAR and DRIVER
マツダは10月、お家芸ともいえる「RE(ロータリーエンジン)を電動車両のための発電専用エンジンとして復活させる」と発表した。2020年に発売するBEV(バッテリー充電式電気自動車)に搭載するという。

ワールドSUV、新型5th・CR―Vが日本デビューした。パワーユニットは1.5リットルターボとハイブリッドの2種。全車18インチアルミとナビが標準という充実装備である。ミドルクラスSUVの“台風の目”になるか。

ホンダは10月、米・GM(ゼネラルモーターズ)と「自動運転技術で提携する」と発表した。ホンダとGMは燃料電池電気自動車(FCEV)や2次電池の分野ですでに協業を行っているが、これに自動運転分野が加わった。両社の関係強化が注目されている。

欧州でレクサスUXに試乗した。今春のジュネーブ・ショーでワールドプレミアを飾ったコンパクトSUV、UXは新開発2リットルエンジン+モーターの250hと2リットルガソリンの200をラインアップ。ボディサイズは取り回しに優れた4495×1840×1540mm。日本発売は今冬が予定されている。

世の中がアッと驚く提携が発表された。トヨタとソフトバンクである。両社は10月4日、「新しいモビリティサービスの構築に向けた戦略的提携について合意し、新会社、モネ(MONET)テクノロジーズを設立する」と発表した。年内をめどに共同事業を開始する。

マスタングが今年、生産1000万台の大台に達した。発売から54年での金字塔である。1000万台目は、2019年モデルとして発売されるGT・V8(460ps)で、ボディカラーはウィンブルドンホワイト、トランスミッションは6MTのコンバーチブルモデルだった。

アウトランダーPHEVは、欧州で評価が高い。EAFO(欧州代替燃料観測機関)がまとめた2017年の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車の販売台数ランキングで1位に輝いた。

自動運転車の開発競争が激しくなってきた。注目されているのは米・グーグルのような“もの作り”をしないIT企業だが、開発の最前線は自動運転のためのAI(人工知能)開発、AIの頭脳である高度集積チップの開発、それと実際の自動運転動作を制御・実施するアクチュエーター(機械動作機構)技術である。米国、中国、欧州、そして日本。この4極が入り乱れての開発競争になってきた。

初めに結論から報告する。スズキ・クロスビーはなかなか魅力的だ!Kカー初のクロスオーバー、ハスラーは2013年末の発売以来、人気モデルの地位を堅持している。そのイメージを継承する新型クロスビーも同様の道をたどっている。販売は好調である。

ニューモデル、フェラーリのポルトフィーノはRHT式カリフォルニアTの後継車で、パワーユニットは3.9リットル・V8ターボ(600ps)、最高速度は320km/hを誇る。

世界でいちばん研究開発費を使っている国はどこか?科学技術・学術政策研究所(文部科学省管轄)は毎年、世界の研究開発動向を調査し、それを『科学技術指標』として発表している。その2018年版(16年実績の調査・分析)がこのほど発表された。

SUVキャプチャーがマイナーチェンジを実施。スタイリングは洗練され、悪路対応のエクステンデッドグリップが装備された。アクティブ派にお勧めモデルである。

スズキは9月4日、中国の江西昌河汽車との合弁会社である昌河鈴木汽車について、「スズキの持ち株すべてを昌河汽車に譲渡し、合弁を解消した」と発表した。スズキは記者会見で「販売計画を達成できず経営的に苦しい状況が続いていた」と撤退の理由を語った。

トランプ政権がついにオバマ政権下で定められた排出ガス規制を根本から覆す決定を行った。20年に新しい排出ガス規制法案を現在の内容とは異なるかたちで施行する予定だという。

ランエボやパジェロで培った4WD技術を投入した新しいエクリプスクロスは、スタイリッシュだ。エンジンは新開発1.5リットルターボ(150ps)。意欲作がデビューした。

GTC4のスタイリングは、ちょっと珍しいスポーツカーとワゴンのクロスオーバーである。いわゆるフェラーリ的思考のシューティングブレークは、富裕層のためのモデルで、ハンティングなどレジャーが主目的になる。エンジンは6.3リットル・V12(690ps)、駆動方式は4WD。世界トップレベルのスピードと快適性を追求した。

ウーバー、リフトといったライドシェアサービスが増大するにつれ、その余波を受けてビジネスが危機にさらされる業界も出てきた。代表例はタクシーやリムジンサービス、空港間のシャトルバスサービスなどだが、いま最も危機感を持っているのはパーキングビジネスだという。

高級SUVのベントレー・ベンテイガにV8モデルが登場した。スペックは4リットル/550ps、車重2.4トン、最高速度290km/h、0→100km/h加速4.5秒である。

EV(電気自動車)のトラックといえばテスラのセミ(2017年発表)が記憶に新しいが、EVトラックを製造している企業はほかにもある。そのうちのひとつでロサンゼルスに本社を置くトール・トラックス社は、宅配会社のUPSと提携し、今年後半からロサンゼルスで新型トラックET1の運用テストを開始する。

新しいジュリアはアルファのFRモデルである。クアドリフォリオは2.9リットル・V6ツインターボを積み、走りはBMW・M3、AMG・C63に比肩するスーパーセダンだ。
