森上教育研究所
【中学受験への道】第169回
首都圏「中高一貫校」7月模試で予想倍率が前年より変動した男女別学校【中学受験2024】
『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)では、2023年入試を振り返り、24年以降を展望した。首都圏の小6人口は減るものの、4月や7月の四模試に参加した受験者数は前年比99%でほぼ変わらない。それだけ受験率が上がる傾向にあるため、24年入試も前年同様のにぎわいを見せることになりそうだ。今回は、各模試の第一志望先動向と倍率が上がりそうな入試について、まずは男女別学校の状況を見ていきたい。

第65回
「早実」はどう変わるのか?高大連携、グループ校間交流の強化…
4月から学校長となったマーケティング研究の第一人者は、早実をどのように変えていこうと考えているのだろうか。大学の系列校間での教員や生徒、前回取り上げた海外留学や短期研修など、鍵となるのは「交流」である。

第64回
「早実」中等部、模試人気トップ校の現状とは?
創立100周年を機に、早稲田の地を離れて国分寺で共学化、中等部と初等部も併設することにより、幼稚舎から続く慶應義塾の小中高一貫教育に対抗しうる学校が立ち上がった。それから20年余り。「いまだに早稲田鶴巻町にあると思っている人が意外と多い」という早稲田実業学校の現状はいかに。

【中学受験への道】第168回
首都圏「中高一貫校」4月模試で男女の人気が分かれた意外な共学校とは【2024年入試版】
現在発売中の『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)では、2023年入試を振り返り、24年以降の展望もしている。今回は人気の共学校について見ていきたい。男女ごとの人気の違いにも注目した。

【中学受験への道】第167回
首都圏「中高一貫校」4月模試で人気となった意外な男女別学校とは【2024年入試版】
現在発売中の『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)では、2023年入試を振り返り、24年以降の展望も行っている。ここでは、4月に行われた3模試で第一志望先として記された入試(学校名)について見ていきたい。そこには意外な学校の姿もあった。

【中学受験への道】第166回
「国公立大合格率ランキング」が示す全国進学校の現状
『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』では、今回初めて「国公立大合格率」ランキングを掲載した。首都圏と近畿圏の一部を除けば、全国の進学校にとって最優先の課題は、地元国公立大にいかに多くの卒業生を送るかにあるからだ。そうした現状の一端を、このランキングから感じ取ってほしい。

【中学受験への道】第165回
今年も『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)が発売された。今回は、それに関連して、夏休みから始める2024年度受験生のための、「成り上がり受験必勝法」をお届けしたい。正しい目標設定に果たす保護者の役割は極めて大きい。

【中学受験への道】第164回
今年も、『本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング』(ダイヤモンド・セレクト2023年8月号)が発売された。今号では「合格力」の内容も一新、さまざまな切り口から現在の進学校の状況に焦点を当てている。その記事の一部を順次ご紹介していきたい。

【中学受験への道】第163回
前回は、男女別学校の新校長をご紹介した。今回は、大学系属付属校を含む共学校について見ていきたい。AI(人工知能)が目を見張る勢いで進化する時代に求められる学校マネジメントと教育内容は、これまで経験したことのない大きな変化を余儀なくされそうであり、その成否は、教育現場の責任者である学校長の手腕次第とも言えそうだからでもある。

【中学受験への道】第162回
2023年4月から首都圏の中高一貫校で新たに就任した校長について、その経歴も踏まえながら見ていきたい。今回は、男女別学校を取り上げる。教頭や副校長からの内部昇格が多いものの、公立高校校長経験者なども見られる。中高OBOG新校長からのあふれる母校愛も感じ取ることができる。

第63回
全国屈指の難関進学校である東大寺学園で渉外部長としても幅広く活動してきた数学科教員が、定年退職後、さいたま市で個別指導塾を開いて痛感したこと、それは目に見えて衰弱している公立小中校の実態と、共働きが一般的になってきた家庭での教育力の低下だった。子どもの学力涵養のため、塾の役割も含めた学びの仕組みを考えてみよう。

【中学受験への道】第161回
大学入試改革の一環として、「高大接続」に焦点が当てられるようになってから8年ほどがたつ。この間、大学入学共通テストが実施され、私立大では非一般選抜試験の比率が高まるなど、大学入試は以前とは様変わりしている。高校側と大学側双方にメリットがない「高大接続」は進捗しない。募集停止が続く女子大、先を見据えた医科大、今後入試がヨコ並びになるだろう中堅大での取り組みを中心に見てみよう。

【中学受験への道】第160回
首都圏「中学入試」“受け放題”校・受験者数ランキング【2024年版】
平均的な出願数を考えると、20万円ほどの受験料が必要となる首都圏中学入試。多くの受験生を集め、少しでも優秀な生徒を確保したい私学の中には、1回分の受験料を支払えば、一般入試を何回でも受験できる“受け放題”プランを設けている学校も意外と多い。2023年入試の受験生数合計によるランキングも初めて算出した。

第62回
英パブリックスクール現地校の内実と日本の英語教育
小学校でも英語が必修化するなど、日本の学校での英語教育はここ数年内でも大きく変化している。日本にも英国の私立寄宿学校であるパブリックスクールが、次々と進出している。英語科のネイティブ教員としてキャリアを積み、マレーシアでは現地校設立にも関与したスティーブン・バードさんに、その実情を伺った。

【中学受験への道】第159回
首都圏「中学受験2023」を総括、入試最大の“話題校”とは?
2023年の首都圏中学入試が終わった。コロナ下で3回目の開催となったのにもかかわらず、2月1日午前の受験者数が前年比2.6%も増加するなど、20年ぶりといっていい空前のにぎわいを見せた。どのような状況だったのか、改めて振り返ってみよう。

第61回
規律ある自由を謳歌する「桐朋中・高」生徒の進む道
桐朋といえば、「規律ある自由」な校風で知られる。戦前は軍人の子弟を預かる学校だったこともあり、戦後、その存続も危ぶまれた。東京文理科大(現・筑波大)学長から転じた務台理作校長の下で、現在の学校文化の基礎が育まれ、現在につながっている。

【中学受験への道】第158回
東京・神奈川「難関・上位中高一貫校」入試の最新状況【2023年入試版】
中堅・中位校を中心に、男子受験生と女子受験生に分けて2月1日からの東京・神奈川の一般入試についてこれまで見てきた。今回は、入試直前の難関・上位校の出願状況を中心に2023年入試の特徴を考えてみたい。

第60回
男子進学校「桐朋」人気が復活、その理由とは
多摩地区の私立中高一貫校の中で、男子進学校として孤高を保っている桐朋。広大なグラウンドと設備の充実した校舎を持つ抜群の学習環境に、人気の部活動もそろう。理系男子にとっての居心地のよさが評価されてきたのか、2023年入試ではその人気が復活してきている。

【中学受験への道】第157回
東京・神奈川「中学受験」人気校の最新状況【2023年女子受験生編】
前回は男子受験生編をお届けしたが、今回は女子受験生編となる。2月1日から始まる東京・神奈川の一般入試について、12月実施の四模試の志望者数増減を元に中堅・中位校を中心に、人気の入試について見ていきたい。

【中学受験への道】第156回
東京・神奈川「中学受験」人気校の最新状況【2023年男子受験生編】
1月の埼玉・千葉入試がおおむね終了し、2月1日から始まる東京・神奈川の一般入試が近づいてきた。昨年に続き史上最大級の受験生が参加する首都圏について、中堅・中位校を中心に、12月実施の四模試の志望者数増減を元に見ていきたい。今回は男子受験生を取り上げる。
