箱根の旅館「強羅花壇」の部屋や食事、予約を簡単に
取る方法を紹介！「アメックス・プラチナ・カード」
保有者なら、予約が取りやすく、特典も付いてお得！

 「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」には、予約困難な旅館やホテルの予約が取れる特典などが用意されている。

　今回、この特典を利用して「強羅花壇」に宿泊した。前回紹介したように、なかなか予約が取れない旅館となっている。
（※関連記事はこちら！⇒「強羅花壇」の予約を取るには「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を持つのがおすすめ！「Platinum Card Benefit Book」の特典内容を紹介！ ）

　しかし、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の保有者なら、「強羅花壇の露天風呂付き貴賓室『藤』または『梅』のいずれか1日1室用意」という特典を利用できるので、通常よりも予約しやすくなっている。

箱根の人気旅館「強羅花壇」は、世界的なホテル・レストランの協会
「ルレ・エ・シャトー」が認めた、日本で数少ない宿泊施設！

 「強羅花壇」は、なぜ予約が取りにくいのか。それはおそらく、「ルレ・エ・シャトー（RELAIS & CHATEAUX）」が認めた旅館というのが大きな要因だろう。「ルレ・エ・シャトー」とは、ホテル・レストランの協会組織のことで、新規加盟するには、厳格な審査に受かる必要がある。

　実際に、日本で「ルレ・エ・シャトー」に加盟しているホテル・旅館は、わずか11施設となっている（2018年6月11日時点）。その11施設は下記の通りだ。

・あさば（伊豆 修善寺）
・要庵 西富家（京都）
・神戸北野ホテル（神戸）
・強羅花壇（箱根）
・ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ（沖縄）
・天空の森（南きりしま温泉）
・扉温泉明神館（松本）
・西村屋本館（城崎温泉）
・別邸仙寿庵（谷川温泉）
・べにや無何有（加賀）
・忘れの里 雅叙苑（妙見温泉）

　この「ルレ・エ・シャトー」に加盟している数少ないホテル・旅館のひとつが「強羅花壇」なのだ。そのためか、「強羅花壇」は外国からの旅行客も多いそうだ。

「強羅花壇」の客室「藤」の内部のほか、
夕食や朝食をレポート！

　ここからは、「強羅花壇」の宿泊についてレポートしていこう。

　カーナビを見ながら車で「強羅花壇」に向かったのだが、危うく通り過ぎそうになってしまった。その理由は、道中に何気なくある箱根登山鉄道の踏切を渡る必要があるからだ。ちなみに、この踏切は「強羅花壇」や「懐石料理 花壇」のために設けられた踏切となっている。

　坂道を降りていくと、仲居さんが迎えに来てくれた。ほぼ高級車ばかり止まっている中、大衆車で乗り付けるのは、なかなか勇気が必要だった。

　次に、荷物などを預けて、簡単に館内の説明を受けた。客室でチェックインするので、ロビーは最上階、1～5階が客室になっていることを伝えられた。また、入口から階段で1階下がると、お土産屋のほかに、印象的な長い廊下があった。この廊下からは、プールや家族風呂などに行くことができる。

 「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」で確保されている客室「藤」と「梅」は1階にあった。今回、筆者が宿泊したのは「藤」だ。

　寝室から露天風呂まで、すべて最高。夕方だけでなく、朝もゆっくり休むことができた。

　そして、夕食時にはウェルカムシャンパンが用意された。これは、アメリカン・エキスプレスの特典だ。

　夕食の料理は、多すぎず少なすぎず、ちょうどいい量だった。

　一番のサプライズは、露天風呂でホタル観賞ができたことだ。さらに、部屋に1匹ホタルが舞い込んできた。これには子供たちも大喜びだった。

　飛んでいるところを撮影しても、やはりきれいには撮影できなかったので、部屋に入ってきたホタルが止まったところを撮影した。窓に4～5匹、露天風呂の奥にも5～6匹と、合計10匹ほどのホタルがいた。

　ホタルの季節だったということもあるが、旅館の人も「10匹も見られるのは珍しい」とのことだった。ホタルは水のきれいな所にしか生息できないそうなので、おそらく、露天風呂の奥にある川（？）がきれいなのだろう。

　朝食は洋食と和食を選択できた。これも、外国からの宿泊客が多いからだろう。今回は和食にしたが、洋食の場合はパン（3枚程度）、ヨーグルト、卵料理（ゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツ）などとなる。

　チェックアウトは通常11時だが、アメリカン・エキスプレスの特典により、12時まで延長できた。レイトチェックアウトできるため、写真を撮ってもらったり、お土産屋をゆっくり見ることができた。

　また、アメリカン・エキスプレスの特典で、チェックアウト時には手荷物1個を無料で配送することも可能だ。電車などで来た場合は、重たいスーツケースなどを配送してもらえば、帰りが楽になるだろう。

　なお、アメリカン・エキスプレスでは、「強羅花壇」のほかにも、「ルレ・エ・シャトー」の加盟旅館・ホテルの客室を抑えている。例えば、谷川温泉にある「別邸仙寿庵」の「露天風呂付客室（12.5畳＋次の間／和室Aタイプ）」、扉温泉にある「明神館」の「露天風呂月洋室『青龍庵』」、修善寺温泉にある「あさば」の「特別和洋室『撫子』」が、それぞれ1日1室用意されている。

 「アメリカン・エキスプレスのコンシェルジュデスクでは、なんでも予約できる」という噂もあるが、「強羅花壇」などの場合は、提携しているから予約が取れるというだけであって、どんな旅館やレストランでも予約できるわけではない、ということだけは覚えておこう。

　以上、今回は、箱根にある「強羅花壇」の宿泊についてレポートした。