必ずリスクがあると心得よう

個人なら過激な発言で世間から注目されることで知名度が上がり、フォロワー数が増えて発言力も増すでしょう。
SNSで叩かれて精神的に疲れるデメリットはありますが、それは自分が我慢すればいいことで、炎上自体はだれかに迷惑が及ぶわけではありません。

自身が責任を負える範囲内において、炎上が起こっているのです。ただし、最近ではネット上のコミュニケーショントラブルによる殺人事件が起こったりと、思わぬリスクがはらんでいることには変わりありません。

企業の場合は、炎上すれば企業そのものが批判の対象になります。
そうなると、マーケティング責任者では、その責任を負いきれません。お客さま対応窓口や総務にもクレームが入る可能性があります。

小さな会社なら個人の炎上と大きく変わらないかもしれませんが、大きな会社になればなるほど、多くの社員がその矢面に立たされることになります。

デメリットがまったくない炎上はありえません。
個人が責任を取り切れない企業や組織の場合は、いたずらに炎上マーケティングを選択すべきではないのです。

※次回は、知っているようで説明できない、
動画とライブ配信の違いについてお伝えします。