【体に悪い】
諸説が飛び交う「卵」
正解は「週6個まで」

医師が教える「体にいい食事・悪い食事」最新エビデンスベース決定版霜降り肉よりも魚。美味な霜降り肉は残念ながら、大腸がんと動脈硬化のリスクを高めてしまう Photo:123RF

 特集#10『メタボ健診の受診者93%に何らかの異常ありの診断、正しい解釈法とは?』で詳しく説明するが、精白されていない「茶色い炭水化物」が健康にいい。日本人の主食、白米など精白された「白い炭水化物」は、残念ながら体に悪い食べ物となる。パンやうどんに含まれる精白した小麦粉も同じだ。数多くの研究から白い炭水化物は血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気を起こすリスクを高める可能性が示されている。

 食べ過ぎなければ大丈夫なのではなく、白米の摂取量が少なければ少ないほど糖尿病になるリスクが低い。エビデンスはそう示している。白米はできるだけ玄米などに置き換える。「白米イコール白糖くらいの認識の方がいい」というのである。

 なお、そばも茶色い炭水化物のカテゴリーに入るが、一般的なそばは「十割そば」など、そば粉の割合が高いものでない限り白い炭水化物の小麦粉の割合が高いものが多い。「そばのつもりで、実はそば粉入りのうどんを食べている」(津川氏)ことになり、注意が必要だ。

 主菜で体に悪いとされるものはハムやソーセージなどの加工肉「赤い肉」である。赤い肉とは、牛や豚、羊、馬の肉を指し、ヒレ肉のような赤身の肉という意味ではない。なお、鶏は「白い肉」とされ、魚のように体にいいというエビデンスはない代わりに、害があるというデータもない。要は食べても問題のない肉であると津川氏は言う。