研修実績200社超の「実証済みメソッド」を公開!!
現在、私は日本マイクロソフトでエバンジェリストという仕事をしています。
本書執筆時点では、グーグルの検索窓に「エバンジェリスト」と打ち込むと、私の「西脇」という名前が最上位の関連キーワードとして表示されるくらいですから、エバンジェリストとしてはちょっとした有名人なのかもしれません。
この役職は、欧米企業やIT業界ではかなり一般化しており、日本人の名刺でもこの肩書きを目にする機会が増えてきました。
もともとはキリスト教の「伝道師」を意味する言葉ですが、ビジネスの世界では「製品・サービスや企業そのものの魅力を伝えるプロフェッショナル」を意味しています。
ですから、私の仕事のほとんどはプレゼンで占められています。
おそらく私は、いま日本で最もたくさんのプレゼンをしているビジネスパーソンの1人と言ってもいいでしょう。
そして、いつのまにかそれが発展し、さまざまな企業様・団体様から「プレゼン・伝え方の研修講師」としてお招きいただけるようになりました。
2014年だけでもなんと講演250回、2万人以上の前でお話をしています。
お声がけいただける企業様も200社を超えました。
三井住友海上、日立製作所、NHK放送研修センター、JT、富士通、サイボウズ、クレハ、ルネサンス、日本ユニシスといった会社から、メガバンク、大手広告代理店、大手化粧品メーカー、メディア関連企業などなど、さらには現役の国会議員や省庁の方々、果てはスポーツ団体まで、ありとあらゆるところから依頼をいただきます。
最近では、立教大学などの大学に加えて、筑波大学附属駒場中学校・高等学校、立命館小学校などでも授業をしており、教育の場でもプレゼンスキルへのニーズが高まっているのを実感しています。
近頃いちばん引き合いがあるのが、「自分たちにはすばらしい資産があるのに、それを伝える力が足りていない」という意識が高まっている全国の地方自治体です。
岐阜の田舎で生まれ育った私にとっても、こうして地域の役に立てるのは、本当にうれしい限りです。
本書『プレゼンは「目線」で決まる』がお伝えするのは、これらの膨大な研修実績に裏打ちされた「視線誘導のための77メソッド」です。
もちろん、最初から全部マスターする必要はありません。
ただし、1つでも実践していただければ、必ずあなたのプレゼン能力は上がります。
それだけは、お約束しましょう。