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【Twitterフォロワー30万人超の精神科医が教える】大人になってから叱ってくれる人は大事にするべきなのか?

大人になっても叱ってくれる人は大切なのか?

「大人になってから叱ってくれる人は大切なんだ」といわれることがあります。たしかに大人になったら叱ってくれる人は少なくなります。それは自分自身が大人になったからなんですよね。

たいていことは大人として責任を持って判断しているわけだし、それでなにかあっても自己責任なことが多いです。未熟な子どもだからこそ、ときには叱りながら、大人がいろいろと教え導くことがあるわけです。

パワハラやマウンティングのダメ出し

大人になってから叱ってくれる人のなかには、たしかに大切にしたほうがいい人もいます。何事もケースバイケースでですから、その人との関係性によるんですね。恩師のように慕っていて、信頼関係があるうえで叱ってくれる人は、大切にしたほうがいいと思います。

しかし、大人になってから叱ってくる人というのは、パワハラやマウンティングの類のダメ出しをすることも多いです。「私みたいに大人になってから叱ってくれる人は大事にしないとダメだよ」なんて自分でいう人は、ほとんどその類と思っていいでしょう。

必要な指導と不必要な説教の違い

大人になってから叱るべきケースというのは、直属の上司と部下の関係性で業務上指導する必要があるとき。それでも指導とお説教は似て非なるものです。指導は相手を教え導くことですが、お説教は感情のみで非難することが多いです。つまりパワハラやマウンティングの類ですね。

こうした類のお説教をする人に限って、「私みたいに叱ってくれる人は大事にしないとダメだよ」なんていってくるのです。つまり、大人になってから叱ってくれる人っていうのは、一部の場合を除いて、大切ではないとアテクシは割り切っているのです。

相手を思うより自己満足によるお説教

だから、信頼できる人以外に叱られることがあっても、それほど凹む必要はないでしょう。まあ、自分自身にまったく非がないというわけでもないでしょうから、そこは自分自身で考えてみるべきです。だからといって、マウンティングのようなお説教に過剰に反応する必要はないということです。

なぜなら、それはアナタのこと思ってくれているというよりも、その人自身の自己満足で叱っているケースが多いからです。

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