不安や悩みが尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そこで参考にしたいのが、増刷を重ねて好評多々の感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。とても読みやすいオムニバス形式の8つのショートストーリーは、ふと心が落ち込んだとき、そっと心の荷物を手放すための優しい言葉を授けてくれる。voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」の心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
厄介者の巧妙なテクニック
アナタのまわりに嫌味をいってくる人はいませんか? ちょっと遠まわしにチクリというものだから、その場ではわかりにくかったりもします。あとになって「あれ、嫌味をいわれたのかな?」なんて気がついたりするんですよね。
それは嫌味をいう人の巧妙な逃げ技なんです。嫌味がその場で気づかれると、「なんでそういうこというの」とかいい返されて、ケンカに発展しかねない。すると、自分が悪者になるから、その場では気づかれないテクニックを身につけているんですね。
だから、あとでモヤモヤするんです。こういう人には関わらないのがいちばんですが、仕事や家庭なんかでどうしても関わらなければいけない人の場合、こんなふうに対処してみてください。
精神科医直伝「究極のかわし術」
嫌味をいうということは、ある種の「攻撃」です。この攻撃を交わすには、「嫌味が通じない人になる」ということなんです。
たとえば、嫌味をいったのに、わざと褒められたと解釈して、「そんなこといってくれて、ありがとうございます!」なんて、ニッコリとして喜んでみせる。そうやって空気感を乱してやるんです。
そんなことをしていると、「この人に嫌味をいっても通じないし、面白くないな」と矛先を失いますからね。バカバカしくなって、アナタに攻撃してくる人もなくなってくるでしょう。
手ごたえのない、張り合いのないキャラになる
アテクシ自身は、嫌味をいわれてもあまり気づかないタイプなんですが、まれに嫌味っぽいことをいわれたときには、“嫌みが通じないキャラ”で押し通すことがあります。
すると、相手は微妙な顔して立ち去っていくんですね。ぜひ参考にしてみてください。
※『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)には、不安や悩みを解消するヒントが満載です。ぜひチェックしてみてください!