大事な仕事は「朝」やる
勉強も朝がベスト
「仕事の能率は、午前中にもっとも高まる」とはよくいわれることです。
前の晩の過ごし方さえ間違えなければ、睡眠で前日の疲れが解消され、午前中は心身とも元気いっぱいでしょう。
ですから「大事な仕事は午前中にやったほうがいい」のです。「一日は長い。まだまだ時間がある」などと、のんびりしている場合ではありません。
とりわけ朝に振り分けるといいのは、頭を使う仕事です。たとえば企画書をつくるとか、大事な判断・決断を要するといった仕事がそう。頭が冴え渡っていないと、「的確に考える」ことはできません。
また大事な会議やミーティングなども、午前中に行なうのがベストです。自分を含めて参加者の“頭がよく回る時間帯”なので、議論や意見交換が活発化するし、すばらしいアイデアが出ることが期待できます。このほか、午前中は勉強にもってこい。勉強会やセミナーなどに参加し、知識・スキルを磨くのもいい。「午後はもう働かなくてもいい」くらいの気持ちで、午前中にどんどん仕事を進めましょう。
面倒な仕事も「朝」やる
後回しにすると、もっと面倒になる
「簡単な仕事を終わらせてから、面倒な仕事に取り組もう」
と考える人は少なくないでしょう。
なぜなのか。理由はおもに2つ。1つは「面倒な仕事は時間がかかる」という思い込みがあること。もう1つは、単純に「やる気が起きない」ことです。