恐れを「スリル」に変える、という方法

 逆境に直面した時に良い方法の一つとしてこんなものがあります。

「恐怖」という感情を、宝探しのツールとして使うこと。つまり、こういうことです。新しい状況への恐怖は、逆境に出会ったサインです。そのサインを、行動のブレーキとして「しない選択」をする代わりに、成長につながるギフトとして、思い切って「やってみる決断」に変えるのはどうか、という提案です。

「スリル」と呼ぶとイメージが湧きやすいかもしれません。

 たとえば小さい頃に行った遊園地のことを思い出してみてください。ディズニーランドでもUSJでも富士急ハイランドでも……。ジェットコースターなどのアトラクション、お化け屋敷もありますね。僕だったらビッグサンダーマウンテンです。「ああ怖い、やめよう」と思いつつ、ついつい行列に並びなおす。みなさんもあるあるですよね。

 恐怖はネガティブな感情ですが、それがスリル(報酬系)に変換されたとたん、一種の快感となりポジティブな挑戦となります。

 受動的だったものが、能動的な行動に変わることで、僕たちにやる気と勇気をもたらしてくれます。それは、ワクワクにつながっていくのです。

チャンスがきたときに、先送りにしなくなる5つの考え方

 そのほかにも完璧主義にとらわれると、物事をなかなかスタートできなくなります。

 失敗したらどうしようという不安だけでなく、準備不足からの恐れが大きくなるからです。いくら準備してもこれで十分だとは思えず、もっと調べておかないと、もっと多くの人に賛成してもらわないと、もっと自信ができてから……と、いつになっても始めることができないのです。先送りの出来上がりです。

 そもそも、初めて挑戦することに自信が持てる人などいません。僕はある時、尊敬する先生からこんな言葉をもらいました。