「肩関節周囲炎」の痛み改善・予防を目指すストレッチ4種|効果的なやり方

「肩関節周囲炎」からの回復は、時間もかかり大変なプロセスになることもあります。今回、ご紹介するストレッチ方法はその改善を目指すのに役立つものです。しかし、注意点として行うときに痛みを感じても無理をしてしまうと、良いことはありませんので、もし痛みを感じる場合は行わず医師に相談してください。もし、症状が悪化するようであれば、必ず理学療法士や医師に相談し、個別に適切な治療を仰いでください。

 それでは、理学療法士であるユエン博士のストレッチ方法を下記より参照ください。

1.フックライン・ペック・ストレッチ|「肩関節周囲炎」痛み改善・予防ストレッチ

四十肩・五十肩を防ぐストレッチ4選、理学療法士おすすめの姿勢・セット数は?MEN'S HEALTH US

・効果的な理由

 フォームローラー(筋膜リリース)を用意して、床に横になりましょう。「肩関節周囲炎」で胸が締めつけられ、背中が丸まっているように感じるのであれば、このストレッチ方法がおすすめです。

フックライン・ペック・ストレッチやり方

四十肩・五十肩を防ぐストレッチ4選、理学療法士おすすめの姿勢・セット数は?MEN'S HEALTH US
四十肩・五十肩を防ぐストレッチ4選、理学療法士おすすめの姿勢・セット数は?MEN'S HEALTH US

1. フォームローラーで背骨を支えるように横になります。膝は曲げたままで、足は床に平らにつけておきます。
2. 骨盤を下に押し込み、背骨を伸ばします。
3. 肩の力を抜いて、手のひらを空に向けます。
4. 腕を身体の横から離していきますが、腕が床から離れてしまう位置よりあげないようにしましょう。

〈アドバイス〉

 10秒ほど息を止め、身体の状態を確認しましょう。少し痛みを感じるようであれば、次のレップは少し控えてください。

 1日に必要な回数だけ5レップを目安に行いましょう。