戸建て売りまくりのオープンハウスで
WBS元キャスター小谷氏が社外取
テレビ東京の看板番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のキャスターを務めた小谷真生子氏(58)は、報酬額が1483万円。戸建て住宅を売って、売って、売りまくり、中期経営計画「行こうぜ1兆!2023」で売上高1兆円を掲げるオープンハウスグループの社外取である。
「いけいけドンドン」のイメージが強いオープンハウス。その社外取に小谷氏が就任していたことを知って、驚く人もいるだろう。保守本流の名門企業、日本郵船で社外取を務める国谷氏とは実に対照的だ。
女優の酒井美紀氏(45)の報酬額は、1200万円。21年3月に不二家の社外取に就任した際は、多くのメディアがニュースとして取り上げたので、記憶に新しいだろう。
ここまで報酬額が多い順に、タレント社外取16人を紹介してきた。残る16人については、後編の記事で紹介したい。高橋尚子氏(50)や生稲晃子氏(55)、福原愛氏(34)が、どんな会社の社外取に就任していて、幾らもらっているのか。興味のある方は、ぜひ確認してみてほしい(『高橋尚子、生稲晃子、福原愛…タレント社外取の「報酬」大公開【全32人・後編】』参照)。
*「推計報酬額」は、有価証券報告書(2021年12月期~22年11月期)の役員区分ごとの報酬等の総額において、「社外取」として開示があれば、その金額を対象者の人数で割って算出。「社外取」の開示がなく、「社外役員」として開示があれば、その金額を対象者の人数で割って算出。報酬額は原則として百万円単位で、百万円未満は四捨五入して算出。推計報酬額は21年12月期~22年11月期の有報を基に算出しており、任期前や任期途中の退任で報酬を満額受け取っていない場合も推計上、報酬額に含める。「推計報酬額の合計」は、兼務している企業の推計報酬額を全て合計。HDはホールディングスの略。
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