【『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』(1)】「一緒に働きたいと思われる人」が忘れない7つの姿勢とは〈PR〉

「仕事の悩みは、突き詰めれば、ほとんどが人間関係に行き着く」とはよく言われています。同僚はもちろん、上司、取引先……人との協働が求められるビジネスシーンにおいて、人間関係を構築することはもはや何よりも重要なビジネススキルです。実践型のビジネススキル・スクール「コミュトレ」でも、人間関係に悩みを抱くビジネスパーソンから毎日のように問い合わせが入るのだとか。本連載では、そんなスクールのエッセンスを凝縮した書籍『話せる、伝わる、結果が出る!コミュトレ』から、内容を抜粋してお届けします。

職場では付き合う相手を選べない

「忙しくても同僚に仕事をお願いできず、1人で抱え込んでばかり」「悩みや質問があっても、気軽に相談できる相手がいない」「異動になったら、次の職場での人付き合いが不安」――私たちが運営する、実践型ビジネススキル・スクール「コミュトレ」には、多くのビジネスパーソンからさまざまなお悩みが寄せられます。

 結果的に、職場になじめずに転職や離職を繰り返してしまうケースも。こうした悩みもまた、「上手に話す」「わかりやすく伝える」といったコミュニケーションスキル以前の、その土台となる職場での良好な人間関係が築けていないことに起因していると言っていいでしょう。

 職場(仕事)での人間関係が難しいとされる大きな理由が、プライベートとは大きく異なる「仕事の場ならではの人間関係、人付き合い」の存在です。

 職場の人間関係とプライベートでの人間関係。両者の最大の違いは、「付き合う相手を選べるか、選べないか」にあります。

 プライベートでは付き合う人を選ぶことができます。「好感を持っている人」とだけ付き合って、苦手な人とは距離をおいても問題はなし。片やビジネスの現場では、年齢も性格も異なり、さまざまな考えや価値観を持っている人と連携して仕事をすることを求められます。

 家族や仲のいい友人でさえ、長時間顔を突き合わせていれば、何かしらのストレスが生まれてくるもの。プライベートとは異なる職場ならばなおさらでしょう。そうなれば、些細なことでも衝突やトラブルが起きる可能性が高くなります。「仕事の悩みは人間関係に行き着く」と言われるゆえんは、ここにあります。