スプラでイラっとする4つの理由
ヘタをすると人格まで変える
筆者はよくオンライン対戦のイライラが生まれる仕組みを「車の運転」に例える。車の運転で人格を豹変させてイライラする人が多いのは、車という密室で、相手ドライバーの顔も見えない環境下では、エゴがみっちみちに肥大化しやすいからである。
スプラも「基本自室・自宅という密室でプレイ」「相手の顔が見えない」という点が車の運転に共通している。
ここまで書いたことをまとめると、筆者がハマってきた対戦ゲームとスプラを比べてみると、スプラに関しては、
・相手インクがもたらす不自由さ
・デスしたときの怒り
・個人戦でなくチーム戦
・オンライン対戦でエゴが肥大
などがイライラの要因として挙げられる。
正直、スプラのイライラは人格を変えるといってまったく過言ではない。菩薩のごとき温厚な人がスプラによって修羅と化すケースを、筆者はいくつも見てきた。そしてイライラが頂点に達してスマホ、モニター(ディスプレイ)、壁、机、ゲームカード、ゲーム本体などが八つ当たりで破壊されるケースも稀に確認される。
イライラの向かう先は自分、マッチングした相手(味方と敵)、そしてときとして開発元の任天堂である。
もちろん、だからといって、「ゲームでイライラしたから脅迫」など決してあってはならぬことである。自室の備品を破壊するのは被害が自分に行くだけなのでまあいいとしても、イライラしたからといって害意を外に向ける行為は、許されるべきではない。
とはいえ、保護者が子どもにスプラをさせるとき、「大人を凶行に至らせるなんてよっぽどのゲームなんじゃ……」と心配することもあると思うので、以下の点を参考にしていただければ幸いである。