地上の太陽 核融合新時代#予告Photo:aryos/gettyimages

太陽が輝く源である核融合を地上で起こす研究開発競争が、世界各地で激化している。燃料が無尽蔵にあり、二酸化炭素(CO2)を排出せず、安全性に優れた核融合発電は「究極のエネルギー源」とされる。エネルギー覇権のゲームチェンジャーとなる技術をいち早く実用化すべく、日本も産業強化に乗り出した。「地上の太陽」は、国内産業を照らす希望の光となるか。あるいは競争に敗れ、莫大な資金を焼き尽くす絶望となるか――。特集『地上の太陽 核融合新時代』で10月29日(火)から戦いの最前線に迫る。(ダイヤモンド編集部副編集長 重石岳史)

#1 10月29日(火)配信
住友商事、三菱重工、気鋭のスタートアップも続々参戦!「核融合」の覇権争いで日本の勝算は?キーパーソンに迫る!

地上の太陽 核融合新時代#1Photo:ITER Organization

 人類の夢のエネルギーとされる核融合は、国際協調の枠組みの中で開発が進められてきたが、近年その状況に異変が生じている。世界中で巨額の投資マネーが動き始め、エネルギー覇権を巡る米中の思惑も見えてきた。新時代のエネルギー戦争に日本は勝てるのか。そのキーマンたちに迫る。

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#2 10月31日(木)配信
三菱重工、日立、古河電工…独自技術を持つ「核融合銘柄」22社を厳選、IPOで“大化け必至”の伏兵も!

地上の太陽 核融合新時代#2Photo:ITER Organization

 核融合エネルギー開発では、海外勢がまねできない突出した技術を持つ日本企業が少なくない。新規上場で“大化け”する可能性を秘めるスタートアップや中小企業も存在する。そんな「核融合銘柄」を公開し、核融合開発の業界勢力図を明らかにする。

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#3 11月6日(水)配信
核融合国家プロジェクトのキーパーソンが語る「日本の“地の利”」とは?京大発ベンチャー社長を直撃!

地上の太陽 核融合新時代#3Photo by Takeshi Shigeishi

 約70年の歴史を持つ核融合研究は、その価値が認識されるようになり、産官学一体の「国家プロジェクト」に変貌しつつある。実はその中心にいるのは、大手上場企業ではなく、京都大学発のベンチャーだ。核融合スタートアップの社長と業界団体の会長という「二つの顔」を持つ小西哲之氏に、日本が核融合で世界をリードするための秘策を語ってもらった。

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#4 11月13日(水)配信
みずほ銀行出身の「核融合スタートアップ」経営者が明かす、新エネルギー戦争の勝ち抜き方

地上の太陽 核融合新時代#4Photo by T.S.

 重工業メーカーや商社などの大手企業が今年3月に設立した核融合の業界団体、フュージョンエネルギー産業協議会。その副会長に選ばれたのが、2021年に創業したばかりのHelical Fusion代表取締役CEO(最高経営責任者)、田口昂哉氏だ。みずほ銀行やPwCアドバイザリーを経て独立した40歳の若手経営者は、核融合を巡る全世界のエネルギー戦争が既に始まっていると主張する。ではその戦いにどう勝つべきか、田口氏に聞いた。

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#5 11月20日(水)配信
“核融合先進国”日本、国家戦略が本格稼働へ!それでも「技術で勝って事業で負ける」リスクが拭えない理由

地上の太陽 核融合新時代#52023年12月、茨城県那珂市の量子科学技術研究開発機構・那珂研究所で大型核融合実験装置「JT-60SA」の運転開始記念式典でボタンを押す(左から)欧州委員会のシムソン委員、盛山正仁文部科学相と高市早苗科学技術担当相(肩書きはいずれも当時) Photo:JIJI

「究極のエネルギー源」ともいわれる核融合。実は日本は、70年にわたりその研究を蓄積してきた核融合先進国だ。欧州、米国、中国など各国政府が自国での開発を強力に援助する中、日本でも核融合開発が国家戦略に位置付けられるようになってきた。核融合開発の歴史をひもときながら、日本の核融合戦略の現状や課題を明らかにする。

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#6~
Coming Soon

Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda, Hitomi Namura

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