大株主から想定外の援護
千葉の発展がもたらす集客効果とは
さて、実は24年に入ってからというもの、オリエンタルランドは大株主による株式売却の影響で株価が低迷していました。三井不動産や京成電鉄が相次いでオリエンタルランド株の一部を売却したことで、株価は下落していたのです。
しかし、オリエンタルランドが第2四半期決算を発表した翌日、まさに想定外の朗報が舞い込みました。同社の筆頭株主である京成電鉄と、流通最大手のイオンが資本業務提携を結んだのです。
実は3社とも千葉に本社を置く会社であり、この提携により、千葉・茨城・東京エリアの発展が期待されています。東京ディズニーリゾートが実は千葉に所在していることを考えれば、エリアの利便性向上や人口増加はリゾートへの来場者数に直接影響を与えるでしょう。
この発表後、オリエンタルランドの株価は急上昇。大株主の支援による千葉エリアの発展が、ディズニーリゾートにとって大きな追い風となる可能性を示唆しています。