成功者の多くが実践している習慣の1つ「直感力の鍛錬」があります。話題の書籍『奇跡が起きる 毎朝1分日記』の著者、三宅裕之氏は、「特に朝の時間帯を活用することで、直感力鍛錬の効果がさらに高まる」と言います。本記事では、毎朝たった1分の行動で奇跡を起こす方法についてまとめられた『奇跡が起きる 毎朝1分日記』より、本文の一部を抜粋・加筆・再編集してお届けします。

「頭のいい人」が直感力を鍛えるためにやっているたった1つのことPhoto: Adobe Stock

直感力が成功を左右する理由

 直感力は、ビジネスや人間関係、人生の大切な場面での意思決定を支える重要な能力です。直感は情報処理の高速道路であり、日常的なトレーニングで鍛えることが可能です。

 直感は、日々の観察や経験を基に形成されます。これを意識的に鍛えることで、正しい選択を素早く行う力が身につきます。

朝日記で直感力を高める具体的方法

1. 昨日の気づきを書く:昨日の出来事や感情、学びを書き出します。このプロセスを通じて、自分の中にある気づきを明確化します。

2. 未来の選択肢をイメージする:今日1日の中で起こり得る出来事を予測し、いつもと違う選択肢を考えることで、直感力を刺激します。毎日何か新しいやり方を試したり、新しい小さな体験をするようにします。

3. インスピレーションを大切にする:書く際に浮かんだ直感やアイデアを無視せず、メモとして残しておく習慣をつけましょう。

朝の1分がもたらす奇跡

 直感力を鍛えることで、チャンスを見逃さずに行動できるようになります。また、この習慣を続けることで、自信を持って決断できる力も養われます。

 朝1分の日記は、直感を鍛えるだけでなく、日常生活全体において大きな変化をもたらすツールとなるでしょう。

 書くことはたった2つだけで大丈夫です。

・前日にあった「グッド」(よかったこと、感謝したこと、気づいたこと)
・今日やりたい「チャレンジ」(挑戦したいこと、変えたいこと)

 難しく考える必要はありません。

「昨日はこんないいことがあった、感謝をした、こんな新しいことに気づいた」
「今日はこんなことに挑戦したい、こんなことを変えたい」

 毎朝、それを書くだけでいいのです。

 また自然に触れることはインスピレーションをもたらし、直感力を高めます。通勤経路などを利用し、毎日、少しでもいいので自然を味わうようにしましょう。