学習空間の片づけ
3つのポイント

 学習空間を準備した後は、それを使いやすく調整したり、無理なく片づいた状態をキープしたりすることが大切です。学習空間の片づけには、以下の3つのポイントがあります。

1 使用頻度で収納場所を決める

 よく使うものは学習机の上や持ち運べるファイルボックスに、それ以外は引き出しや本棚へ。

2 学習に関係ないものは視界の外へ

 机に向かった時、視界におもちゃや漫画、ゲーム、TVなど気が散るものが見えないように配置を工夫する。場所を動かせない場合は、折り畳み式のパーティションを設置して集中できる環境をつくる。

3 プリント類や提出物はすぐに出せる工夫を

 子どもが学校でプリントを入れるファイルやケースを決めておく。帰宅したらすぐに出せるよう、リビングダイニングなどにトレーなどを準備し、プリントの置き場、お便りの提出場所を決めておく。

 プリントの管理については、「プリントの山も怖くない!プロが教える片付けで「伸びる子」を育てる方法」でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 さらに、学習環境を整えるための便利なアイテムも揃えておくとよいでしょう。

学習環境を整えるためのアイテム
・時計やタイマー→問題を解く時間管理
・卓上クリーナー→消しカスをしっかり掃除
・教科書ごとに分けたファイル→プリント類を整理しやすい

 他にも通学前のやることや持ち物、帰宅後のやることがわかるようにしたお仕度ボードを作り、親子でやることを確認するのもおすすめです。

 収納グッズをうまく活用することで、子どもが自分で行動できる環境を整えていきます。