Z世代は「配属ガチャ」にさらば?住友商事も採用時に配属先確約で入社、丸紅やKDDIも導入済みWILL選考を通過して入社した住友商事の新入社員

「幼い頃から食べることが好きでしたが、大学で研究するなかで、食は人間が生きる上でいかに大事かと感じました。人口が増えていくなかで、食料を安定的に供給していくことがいま求められていると思っていました。卒業後はやりたいことが明確だったので、今までやってきたことを生かして働き続けられるWILL選考に魅力を感じました。面接では自分の意見や課題があることをどう捉えているかお話することができたことが印象に残っています」

 男性は、これからの就活生にエールを送った。

「自分の選択肢が合っているのか不安に思うところもあると思いますが、自分が決めた意思を素直に信じてほしいです」(男性)

 社会人のスタートの良し悪しを左右する最初の配属先は、会社が適性をみて決めるのが一般的だが、近年は事前に配属先を確約して採用する動きが広がっている。運しだいの配属を「配属ガチャ」と不安視する若者が増えていることを背景に、早期離職のリスクを軽減するねらいがある。

 総合商社では、2021年度入社から丸紅が初期配属を決めて応募する「キャリアビジョン採用」を始めた。

 初期配属確約は幅広い業界で広がっていて、KDDIは20年度からWILLコースを始めている。

AERA DIGITALより転載