乗り心地も変わっている。サスペンションのセッティングを見直し、標準装着タイヤを替えた。快適さと運動性能向上の両立を目指した結果だ。そしてこれに合わせるようにパワーステアリングのアシスト力やS-AWDの制御も最適化している。
デザイン面では一見大きな変更は見受けられない。完成度の高い意匠はキープコンセプトで引き継がれた。グリルの一部と前後のスキッドプレート、アルミホイールあたりに手が入ったくらいだ。ボディカラーは写真のムーンストーングレーメタリックが加わった。
インテリアでは9インチだったセンターモニターが12.3インチに拡大されているのがポイント。見やすくなり機能も充実した。コネクティッド機能の拡張が行われたのはうれしい。Googleのストリートビューも見られたりする。この他には全グレードにヤマハと共同開発した音響システムが搭載されるなど乗員の快適装備を充実させている。
グレードは4種類で定員はエントリーグレードのMのみ5名だが、それ以外は7名乗車も選べる。価格は500万円前半から。アウトランダーPHEVはエコカー減税や国や地方自治体からの補助金があるのがうれしい。補助金しだいではひとつ上のグレードが選べるかもしれない。
