仁淀川(高知県)
アウトドア好きに人気が出そう

 高知県の中央部に位置する「仁淀川」をご存じだろうか?高地と言えば西部の四万十川が有名だが、仁淀川も「水質が最も良好な河川」(国交省)に何度も選ばれている非常にきれいな川だ。

 水は底が透き通って見えるほどの透明度を誇り、ターコイズブルーの美しい青色から、別名「仁淀ブルー」とも呼ばれている。安居渓谷、にこ淵、中津渓谷などの上流部の渓谷は、今はまだ知る人ぞ知る穴場スポットだが、これから人気が出そうだ。

外国人観光客にまだバレてない?夏休みに行きたい「コスパ最強」な国内旅行先6選高知県 にこ淵 Photo:PIXTA

 上流部のスポットは高知市内から車で2時間前後かかるうえ、公共交通機関で行くのは難しい。しかし、青く美しい水と豊かに生い茂る木々の緑、カラフルで美しい岩のコントラストは、足を運ぶ価値がある絶景といえるだろう。

 仁淀川のベストシーズンはキャンプやカヌー、渓流釣りなどのアクティビティが盛んな夏場。特に、川の青色が濃くなる夏の終わりが狙い目だ。夏休みはお盆休み明け以降に取るという人には良いだろう。「スノーピークおち仁淀川キャンプ場」など気軽にキャンプやラフティングなどの川遊びを楽しめる場所もある。

 なお、高知県は海外からの直行便が台湾以外になく、外国人観光客の訪問比率は非常に低い。アウトドア好きで新しい場所を開拓している人はチェックしてみてほしい。