NEXCO東日本の商品
「ドラ割 宿泊施設セットプラン」の使い方

 NEXCO東日本 ドラ割 宿泊施設セットプランで用意されている商品は、同社のユーザーサイト「ドラぷら」の「割引情報・ETC」のページで確認できます。ここで商品名をクリックすると、紹介ページで周遊エリアや料金が案内されます。そして実際の申し込みは、同じサイトの別ページ「ドラぷらの旅」から行います。

 ドラぷらの旅からの申し込み導線は二つ用意されています。一つ目は「ドラ割」の見出しから使いたい周遊パスを選択し、詳細ページから「ドラ割と宿泊プランを同時にお申込みのお客さまはこちらから」のタイルをクリックする導線。もう一つは「イチ押しプラン」「宿泊+ドラ割」の見出しからホテルを選び、次にそのホテルのあるエリアが対象となる周遊パスを選ぶという導線です。

ドラ割「ドラ割」のページからは、まず地域を選択して販売中の商品プランの一覧を表示し、「セットプラン」を選ぶ(出典:NEXCO東日本) 拡大画像表示
セットプランのページセットプランのページで、宿泊施設セットプランを選んで「ドラぷらの旅」へと進む。このあたりのインターフェイスはかなりわかりづらい(出典:NEXCO東日本) 拡大画像表示

「高速道路利用のみ」は3日間で1万700円
「宿泊施設セットプラン」は4日間で8500円+宿泊費

 では、宿泊施設セットプランはどのくらいおトクになるのでしょうか。同じ周遊エリアで「高速道路利用のみ」と「宿泊施設セットプラン」がラインアップされている「東北観光フリーパス」の「東北6県周遊プラン」でわかりやすく比較してみましょう。

 同フリーパスは、東北道の「白河IC」および常磐道の「いわき勿来IC」以北、磐越道の「西会津IC」以東の東北6県(福島県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県、青森県)のすべての高速道路が周遊エリア(乗り放題)となる商品です。

 この広いエリアに対し、高速道路利用のみのものは、利用期間2日間が8700円(普通車、以下同)、3日間が1万700円となっています。たとえば東北道で「白河IC-青森中央IC」を走るだけでも片道の通行料金が1万800円(ETC通常料金)かかることを考えると、これでも十分おトクです。ただ周遊エリアが広すぎるため、2日間や3日間で回りきるのはなかなか大変です。

 それに対し、宿泊施設セットプランは利用期間は4日間となり、旅行のスケジュールに余裕が生まれます。しかも料金は8500円と、高速道路利用のみの商品よりも安くなるのです。