イスラエルとの連携を最も加速する方法
日本企業にとって、現地での活動の見極めは、興味あるベンチャー企業への直接の訪問、イベント開催を通じて可能で、自社ニーズに合ったネットワークの構築ができるであろう。その後、個別にミーティングなどを重ねて、成果を見込めると判断すれば、R&D拠点を作る、というのがある程度の道筋になるだろうか。
今回のご紹介はあくまでも自社開発を優先し、オープン・イノベーションを推進する日本企業を基準に考え、研究・開発拠点をイスラエルに作ることをマイルストーンに色々論じてきた。
ネタニヤフ首相来日
2014年5月11日からのイスラエルのネタニヤフ首相来日を受け、経済面では両国間の投資拡大のため、投資協定交渉の立ち上げに向けた作業開始を決定した。また、産業分野の共同開発や両国を結ぶ直行便の運航実現に向けた協力も確認したと各主要メディアで報道され、両国間交流の活性化が期待される。
そんな中、もし明日からでも、イスラエルでの活動を始めようと思う日本企業がいらっしゃれば、イスラエル企業とのアライアンス、R&D活動をスピーディーに開始できる、本稿でご紹介した「サムライ・アールアンドディー・センター・ハブ(Samurai R&D Center Hub)」というプログラムをお勧めする。
お問い合わせ先:サムライインキュベートHP
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世界的不況の中でも経済成長を続けるイスラエル。世界的IT企業が買収したがるスタートアップ企業を輩出し、研究開発拠点や先進的な生産拠点が置かれるのはなぜか? 建国の経緯、軍隊のあり方、産業政策などを取材と調査・分析により生き生きと描きだし、停滞する日本企業のイノベーションに多くの示唆を与える。
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