本連載は、「世界史というレンズ」を通して、経済をより深く理解するというアプローチをとったものです。
経済(お金)に関する事柄は、ある日突然生まれたものではなく、歴史的な必然性を持って生まれます。
ゆえに、その歴史の必然性を知ることで、経済をより深く理解することができるのです。
増税、TPP、円高、デフレ、バブル、国債、恐慌etc。
「そのとき、何が起こっていたのか」という歴史の流れを知ることで、経済の「なぜ」「どうして」がスッキリわかるようになります。
著者は、駿台予備校講師の茂木誠氏。「東大世界史」「難関国立世界史」等の講座を担当する実力派です。
歴史の流れをわかりやすく、そして深く理解させるプロフェッショナルが、「経済を世界史から学ぶ」という試みに挑戦します。
経済は世界史から学べ!
【ドルの歴史】巨大財閥が「ドル」を動かす! ロックフェラー、JPモルガンがやってきたこと【書籍オンライン編集部セレクション】
第17回
日本円が、米ドルに絶対勝てない理由 基軸通貨の世界史(3)
第16回
米ドルは、いかにして世界を制したのか?基軸通貨の世界史(2)
第15回
銀行はもともと、「銀の預かり所」だった。基軸通貨の世界史(1)
第14回
“貿易を自由化したら、国が滅んだ!”アヘン戦争に学ぶ「自由貿易」問題
第13回
“「不況なのに株価が上がる」恐ろしさ”「経済成長→世界恐慌」のメカニズム
第12回
円高・円安はアメリカのルール違反から生まれた!44年前、世界に激震が走った日
第11回
“韓国財政危機とサムスン電子急成長の秘密とは?”国際通貨基金(IMF)の意外な役割
第10回
“ウクライナ問題はなぜ終わらないのか”「ロシアVSアメリカ・EU」の歴史的背景とは?
第9回
“お金儲けは善ですか? 悪ですか?”「資本主義」の原点、カルヴァンの教えとは?
第8回
“消費増税とアベノミクスが抱える「矛盾」とは?”消費税(間接税)のメリットと危険性を知る
第7回
“「牛肉とオレンジ」から米の輸入自由化まで!”TPPにつながる、アメリカの「開国」圧力の歴史
第6回
“アベノミクスの「世界史的意味」とは?”日本で始まった「実験」に、世界が注目している!
第5回
“無理な「財政再建」と「増税」が民間経済を圧迫!” 現代日本と歴代中華帝国の意外な共通点とは?
第4回
【ドルの歴史】巨大財閥が「ドル」を動かす!ロックフェラー、JPモルガンがやってきたこと
第3回
”お金の価値は「信用」で決まる!”原価約20円の紙きれが「1万円札」になる理由
第2回
ドルが「世界最強の通貨」になれたのは、戦争特需と国際金融資本のおかげ
第1回
“国の都合で法律を変えたら、総人口の10%が餓死”180年前の「イギリス版TPP問題」から学べること