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第21回
昨年末、松下電器・日立製作所・キヤノンが液晶パネル分野で連合を組んで2ケ月。ついに「液晶」へのシフトに大きく舵を切った松下電器の全貌が見えてきた。
第56回
日の丸半導体、メモリ価格急落でサムソンと決死の持久戦に
半導体メーカー各社の2007年10~12月期決算は、メモリ価格の急落を受ける結果となった。熾烈きわまる投資競争で東芝、エルピーダは、サムスンとの過酷な持久戦を強いられる。
第20回
資金繰りに詰まった不動産会社、ファンドによる「投げ売り」は、この3月にもヤマ場を迎える。右肩上がりで上昇した都心の不動産価格も大暴落の恐れがある。
第55回
タミフルが効かないインフルエンザが欧州で拡大
欧州で猛威を振るうインフルエンザに、従来、特効薬といわれてきたタミフルの耐性ウィルスが報告されている。日本の備蓄の95%はタミフル、対策が急がれる。
第54回
郵政と日通が宅配便提携“前倒し”を急ぐお家の事情
日本郵政グループと日本通院の宅配便事業の統合が前倒しで進められている。ヤマトと佐川の2強が状態の宅配便市場にあって、完全統合は前途多難だ。
第53回
畜産農家の廃業続出か!飼料高騰の思わぬ余波
トウモロコシのバイオ燃料への転用による高騰が、思わぬ影響を与えている。この値上がりで、メーカーと農家が積み立てた異常補填基金が枯渇の危機。
第18回
インドのタタ自動車が先ごろデリー・モーターショーで発表した世界最廉価27万円の「ナノ」。日本の自動車メーカー各社も安穏としていられない時代を迎えた。
第52回
低迷する大衆薬市場で好調、小林製薬のM&A戦略
サプリメント・健康食品に市場を奪われ、縮小を続けている大衆薬市場。その中で活路を見出しているのが小林製薬だ。それを支えるのがM&Aを絡めた事業戦略だ。
第51回
薄氷を踏むJAL、大型増資計画案の厳しい現実
日航再建の鍵を握る三井物産の動向が注視されている。業界首位の航空貨物事業に三菱商事の参加を含めた分社化構想を提示したからだ。大型増資計画の行方はどうなるか。
第50回
東電社長交代。勝俣会長の役割は原発再開か
6月のトップ交代人事を発表した東京電力。中越地震による柏崎刈羽原発の操業停止、業績面でも28年ぶりの赤字転落の見通しの中、この難局をどう乗り切るか。
第49回
苦境の消費者金融、あの武富士も新規融資を抑制
武富士の融資姿勢に異変が生じている。このことは、貸金業自体がビジネスとして成立しなくなっていることを示唆する。廃業・倒産が大手に波及しつつある。
第48回
再生紙偽装発覚に垣間見る製紙業界のホンネ
年賀はがき古紙配合比率偽装から発覚した再生紙偽装問題。他の再生紙に飛び火しただけでなく、製紙業界全体が偽装に手を染めていたことをあらわにした。
第47回
“松下幸之助”と決別した中村会長の周到なる仕掛け
松下電器は「松下」「ナショナル」を捨て、社名と商品ブランドを「パナソニック」に改めることが決定した。中村改革の総仕上げは「松下幸之助」との決別でもあった。
第18回
シティグループが計上したサブプライム損失235億ドル。金融不安と米国景気後退懸念は日本の株式市場にも飛び火、円高ドル安がさらに進行する中、損失の底は未だ見えない。
第46回
穀物相場の高騰を誘引!非遺伝子組み換えプレミアム
バイオ燃料ブームと新興国の需要増に促され高騰を続ける穀物相場に非遺伝子組み換えプレミアムという価格上昇要因が加わった。日本企業にとって、厳しさを増すばかりだ。
第45回
みずほが他行に先駆けて、米銀支援に乗り出した
サブプライムの巨額損失に苦しむ米国金融機関に初めて銀行が出資することになった。メリルリンチにみずほCBが1300億円の出資をすることで合意した。
第44回
輸出産業に打撃か?EU化学物質規制REACHの衝撃
2007年6月に施行、今年6月からEUが導入するREACH。化学物質を包括的に規制するこの法のかつて無い、規制内容の厳しさへの対応に各国メーカーとも戦々恐々だ。
第17回
トヨタがロシア市場攻略を本格化させた。ロシア市場の橋頭堡としての役割を担うサンクトペテルブルク工場は、同時にトヨタの新興国市場獲得の成算の鍵を握る。
第43回
日米欧の同時株安が招くサブプライム世界不況の現実味
年明けの日米欧の市場は軒並み値を下げた。株価を押し下げたのはサブプライム問題。米経済は景気後退の入り口に立ちつつあり、世界同時不況の引き金でもある。
第42回
サブプライム問題の深刻化で、成長を続けてきたリート(不動産投資信託)市場に翳りが見え始めた。上場延期や断念するリートが相次ぎ、淘汰や再編が進むものと見られる。