相沢光一
第484回
ここのところ学校での部活に関するニュースが相次いでいる。3月5日には名古屋市教育委員会が小学校の部活を2020年度末で廃止をすることを決定したと報じられた。続いて3月14日には文科省の外局であるスポーツ庁がホームページで「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(案)」を公表したことがニュースになった。

第483回
高木菜那・美帆姉妹はふたりで金メダル3個、銀と銅を合わせて5個のメダルを獲得。この歓喜の時を迎えるまで姉妹の間にはさまざまな葛藤があったことがメディアで伝えられたが、姉妹あるいは兄弟が揃って栄冠を勝ち取ることはめったにないことだ。

第482回
平昌パラリンピックが9日に開幕するが、史上最多のメダルを獲得した冬季五輪の余熱はまだ、日本各地に残っているようだ。とくに熱気が持続しているのが、女子カーリングで銅メダルを獲得したLS北見の本拠地である北見市常呂町だろう。

第481回
平昌五輪が幕を閉じたが、出場選手の多くに体を休めている暇はない。メダリストはテレビ局から引っ張りだこになるし、所属企業や出身地での報告会が待っている。それどころか、すでに競技に出場している選手もいる。五輪と並ぶ世界一決定戦の世界選手権が迫っている競技もある。

第480回
スピードスケート女子500mで小平奈緒が、ついに世界の頂点に立った。ただひたすら速く滑ることを追い求め、地道な努力を重ねて31歳で咲かせた大輪の花だった。そしてその快挙とともに一躍注目を集めたのが、所属先である相澤病院だ。

平昌五輪をケガからの「ぶっつけ本番」で戦う羽生結弦。その不安を取り除いてくれる心強い存在がいる。羽生を指導するコーチのブライアン・オーサーだ。数多くの名選手を育てており、2010年のバンクーバー五輪では、浅田真央のライバルだったキム・ヨナ(韓国)のコーチを務めた。

第478回
冬季五輪の競技は雪と氷のなかで行うものであり、いうまでもないことだが、選手は北国、雪国の出身者が多い。今回の日本選手の出身地をランキングしてみた。

第477回
25周年を迎えるJリーグの開幕が近づいてきた(J1は2月23・24・25日、J2は25日)。日本のプロサッカーの歴史は四半世紀を経過したわけだ。この間、Jリーグは着実に成長を遂げた。それを考えると改めてすごさを感じるのは三浦知良=カズ(横浜FC)だ。

第476回
相撲界をまた新たな不祥事が襲った。今回、発覚したのはエジプト出身の十両力士、大砂嵐(25)の無免許運転疑惑だ。そんな中、横綱二人に全力でぶつかって行き、金星を奪った力士たちには敬意を表したい。

第475回
1月10日、日本高等学校野球連盟が大きな決断を下した。今夏の選手権大会からタイブレーク制度を導入するというものだ。昨年9月に春の選抜での導入は決定していたが、夏の甲子園でも適用されることが決定したのだ。

第474回
平昌五輪まで1ヵ月半、日本勢の仕上がりは?
平昌冬季オリンピックは1ヵ月半後の来年2月9日に開幕するが、これまであまり話題に上っていなかった。だが、とくに今季はいくつかの競技の五輪前哨戦といえる国際大会での日本選手の活躍が目覚ましい。その好調が五輪でのメダルにつながるのか、チェックしてみた。

第473回
大谷翔平が、獲得に名乗りを上げたメジャー27球団(30球団中)から移籍先に選んだのは、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムだった。日本の野球ファンには今ひとつ印象の薄い球団で、長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成がプレーしているが、ユニフォーム姿が記憶に残っている人は少ないだろう。

第472回
角界の騒動に対する世間の見方が2派に分かれている。一方は戦う相手と酒を酌み交わすモンゴル人力士グループの疑惑にさほど目くじらを立てず、むしろ貴乃花親方に批判的。もう一方はモンゴル人力士たちの態度に疑問を感じ、それを良しとしない貴乃花親方に同情的なようだ。

第471回
来年6月14日に開幕するロシアW杯の1次リーグ組み合わせ抽選が1日に行われ、日本の対戦相手が決まった。それまでの7ヵ月半あまり、サッカーファンは対戦相手をチェックし、日本代表の選手や戦術を論じ合う楽しみを味わえるわけだ。これは代表チームをW杯に送り出すことができた32ヵ国のサッカーファンの特権である。

第470回
横綱日馬富士の暴行事件に端を発した騒動で、高校相撲の名門校の名前が報じられることになった。鳥取城北高校である。高校野球にプロを数多く輩出する名門校があるように高校相撲にも大相撲力士を次々と生み出す強豪校があるが、現状はどうなっているのか。

第469回
浦和レッズがアジア王者の座をつかみ取ろうとしているが、相手のアル・ヒラルも手ごわい。ACL決勝進出回数は最多の5回を誇り、2回の優勝がある中東の雄だ。Jリーグでもプレーした監督のラモン・ディアスは日本のサッカーをよく知っており、どんな戦術を使って来るか不気味だ。

第468回
さまざまなドラマが展開され、正月の風物詩にもなっている「箱根駅伝」。実は関東地区の大学しか出場できない「地方大会」なのだ。それを2024年から全国大会にすることが検討されている。全国大会化で大学駅伝はどう変わるのだろうか。

第467回
プロ野球・ドラフト会議では今年も数多くの才能ある高校生が指名された。彼らはこれから交渉権を得た球団と契約を交わし、高校卒業後、プロとしての選手生活が始まる。だがJリーグでは、この11月1日、高校1年生でプロ契約をした選手がいる。FC東京の久保建英(16)だ。

第466回
今年のドラフト会議は、1位指名で複数球団が競合する選手が3人出た。ドラフト指名選手を輩出することは、その選手が所属する学校や会社にとっても誇らしいことだ。それは良い指導者がいて良い環境で選手の才能を伸ばし、大会でも好結果を出している証しになるからだ。

第465回
注目はなんといっても清宮幸太郎(早実)の交渉権を、どの球団が獲得するかだろう。プロ野球ドラフト会議が26日(木)の17時から行われる。注目はなんといっても清宮幸太郎(早実)の交渉権を、どの球団が獲得するかだろう。プロ野球ドラフト会議が26日(木)の17時から行われる。
