2017.5.16 プロ野球FA移籍で「人的補償」になった選手の活躍度 5月10日、横浜DeNAの平良拳太郎投手が中日戦に先発し、5回を1失点で抑えてプロ入り初勝利をあげたことが大きな話題となった。平良は昨オフ、フリーエージェントでDeNAから巨人に移籍した山口俊投手の人的補償で加入した選手だったからだ。
2017.5.9 プロ野球年俸調査で改めて実感する広島カープの凄さ 5月1日、日本プロ野球選手会が今年度の年俸調査の結果を発表した。メディアが話題として取り上げたのは、ソフトバンクが2年連続で巨人を抑えて1位になったことと、その平均年俸が史上初めて7000万円を超えたことだが、ファンはこのランキングを見て…
2017.4.25 マラソン代表選考の新方式は「みんなが納得」できる理由 東京五輪のマラソン代表選考を男女とも1発勝負2枠+1枠とする画期的な制度変更の発表があった。一発選考の大会を2枠設ける一方で、残る1枠で各大会の顔も立ち、派遣設定記録でレースのレベルも担保できる、良く考えらえた選考方法といえる。
2017.4.18 浅田真央26歳での引退はフィギュア選手として早いか遅いか 先週、スポーツ界の話題を独占したのは、浅田真央の現役引退発表だ。フィギュアスケート選手として26歳での引退は決して早いということはない。過去のトップ選手の引退年齢を見れば、それがわかる。引退年齢が早いのは、フィギュアスケートが過酷な…
2017.4.11 日本人選手が全米大学バスケ決勝にいたのはどれだけ凄いことか 4月3日(日本時間4日)、ちょっと感動的な出来事があった。米アリゾナ州にあるフェニックス大学スタジアムで全米大学男子バスケットボールのチャンピオンを決めるNCAAトーナメント決勝に、日本出身の選手、八村塁(19)がいたのだ。
2017.4.4 WBC組がプロ野球開幕3連戦で不調、国際大会の影響はあるのか プロ野球が開幕したが、WBC出場組の中には不振に苦しむ選手もいる。日本代表メンバーとして国際試合を戦うのは相当な精神的重圧があるといわれるが、出場の影響はあるのか。過去3大会の傾向をチェックしてみた。
2017.3.28 稀勢の里効果!?取り口が魅力の日本人若手力士が続々登場 稀勢の里が苦労を重ね厚い壁を突破して日本出身力士としては19年ぶりの横綱になったことがひとつのきっかけとなり、大相撲に新たな風が吹き始めた気配がある。取り口に魅力がある活きの良い力士が続々と台頭してきているのだ。
2017.3.21 WBCベスト4のチーム総年俸を比較、日本は何番目? 第4回WBCの準決勝進出4ヵ国は日本、アメリカ、プエルトリコ、オランダになった。4ヵ国はそれぞれ選手の構成が微妙に異なる。この選手構成は年収の差を生むことになる。そこでベスト4各チームのスタメンの年収を調べてみた。
2017.3.14 ラミレス加入が話題、プロ野球「独立リーグ」観戦のススメ WBCとは別の野球フィーバーが高知市で起こっている。独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスと契約した元MLBの超大物、マニー・ラミレス外野手に、大勢の報道陣やファンが熱い視線を送っているというのだ。
2017.3.7 WBC開幕!出場各国、特に米国の「本気度」を占う 野球ファンにとっては待ちに待ったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕する(7日~決勝22日)。第4回を迎える今大会は「野球世界一決定戦」の看板に相応しい、レベルの高い戦いが見られそうだ。
2017.2.28 Jリーグ主力選手に「数字の大きな背番号」が目立つ理由 Jリーグには主力メンバーに大きな数字の背番号をつけた選手が数多くいる。輝かしい実績を持ち、レギュラーとしてプレーするレベルの選手に、10番や11番など「特別な背番号」とは程遠い大きな背番号を受け入れている選手がいるのはなぜか。
2017.2.21 今年のACLに臨むJリーグ勢はこれまでと気合が違う理由 21日からAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)が始まる。だが、クラブが実力を競うACLでの日本の成績は振るわない。日本のクラブがACLで好成績を残せない要因はいくつか考えられる。
2017.2.14 松山英樹の米男子ゴルフツアー4勝はどれだけ凄いことか 先週は松山英樹が日本人最多となるPGA(米国男子ゴルフ)ツアー通算4勝目を挙げたことが大きな話題になった。松山はメジャー大会も含めて、これから優勝数を増やしていこうとしているが、ツアーに出場するだけでも至難なのである。
2017.2.7 WBC日本代表に辞退者が続出する理由 大谷翔平のWBC出場辞退が発表されたが、今回のWBC日本代表は辞退者が続出。MLB組は今回が3度目の出場となる青木宣親外野手(アストロズ)を除く全員が不参加となった。不参加の経緯は明らかになっていないが、多くは辞退したと見られる。
2017.1.31 横綱を多く輩出している都道府県はどこか 数ある競技の中でも、大相撲の力士は「地元の誇り」として称賛される傾向が強い。呼び出しの後の場内アナウンスでも東方・西方、四股名に続いて出身地と所属部屋が紹介される。力士は出身地の人たちの期待の星として熱烈に支持される伝統があるのだ…
2017.1.24 子どもの野球離れ深刻、用品メーカー21社が「球活」を開始 先週の16日、画期的な発表があった。野球とソフトボールで使うグラブやバット、スパイク、ボールなどの用具を扱うメーカー、販売会社21社が一致協力して「野球・ソフトボール活性化委員会」(略称・球活委員会)を設立したというのだ。
2017.1.17 移籍当前のサッカー界で「生涯一球団」の価値とは プロサッカー界ではデビューから引退まで、ひとつのクラブでプレーし続けるのは非常に難しい。欧州サッカーファンは選手の移籍を興味津々で見つめる一方で、一クラブにキャリアのすべてをささげる選手を称える文化もある。
2017.1.10 箱根駅伝はマラソンランナーを育てて来たか? 箱根駅伝は青山学院大が3連覇と大学駅伝3冠を達成。3年後に東京五輪が迫っているせいか、走る選手の中から世界と勝負できる長距離・マラソンのランナーが現れないかといった視点からの解説・報道が多かったが、実現するだろうか。
2016.12.27 斎藤佑樹は「背番号変更」で心機一転できるか プロ野球では球団も選手のモチベーションを高めたり、気持ちを一新させる方法を、いろいろと考えている。たとえば背番号の変更だ。今オフはひとりの選手の背番号変更が大きな話題になった。北海道日本ハムの斎藤佑樹の「18」から「1」への変更であ…
2016.12.20 今年スポーツで歓喜に沸いた県、ガッカリだった県はどこか 今年一年のスポーツ界を都道府県別に見ると、明暗が見事なほど分かれた。最も歓喜に沸いたところは北海道だ。プロ野球では日本ハムが広島を破って10年ぶりの日本一に。Jリーグでは北海道コンサドーレ札幌がJ2で優勝した。