
2012.11.5
高血圧型からメタボ型へ若年層の脳卒中が増えている
秋の健診シーズンもそろそろ終盤へ。中高年男性が予防したい疾患の筆頭は心筋梗塞と脳卒中。脳卒中に関してはどこかに「お年寄りの病気」という気持ちがある。ところが、米国神経学会誌に報告された調査研究によると、近年、脳卒中の発症が若年齢化…
医学ライター
2012.11.5
秋の健診シーズンもそろそろ終盤へ。中高年男性が予防したい疾患の筆頭は心筋梗塞と脳卒中。脳卒中に関してはどこかに「お年寄りの病気」という気持ちがある。ところが、米国神経学会誌に報告された調査研究によると、近年、脳卒中の発症が若年齢化…
2012.10.29
高血圧は降圧剤、高コレステロールは脂質異常症治療薬と、検診で黄色信号がともるたびに増える薬。治療薬はターゲットを絞り込んで開発されるのだから、当然ではある。その点、生活習慣や食習慣改善の波及効果は大きい。
2012.10.26
成人後のメンタルヘルスは思春期の身体症状から予測できるかもしれない。スウェーデンでの調査研究から。
2012.10.22
糖質制限だ、いや低カロリー食だと新説が出るたびに「結局、何を食べればいいの?」と頭を抱えるダイエット。献立がころころ変わるご家庭もあるだろう。ところが、ヘブライ大学の研究によると献立を変えずに体重やコレステロール値を改善する方法が…
2012.10.16
定年をにらんだ50代後半ころからじわじわ表面化してくる前立腺がん。診断・治療法が進化したので、死亡率は減少傾向にある。進行が非常に遅いタイプが多く、直接的な死因になる人は一部にすぎない。とはいえ、第二の人生の引き出物が「告知」ではツ…
2012.10.15
一時期のブームはないにせよ、日本人の血液型性格診断(血液型占い)好きはよく知られている。信じる、信じないはともかく、皆それなりに一家言あり「とりあえずの話題」としての座持ちのよさは「とりあえず、ビール」に匹敵するほど。
2012.10.12
世界で最も売れている脂質異常症の治療薬──○○スタチン(○○に入る名称は現在、7種類)。悪玉コレステロール値が高いメタボ中高年諸氏にはおなじみの薬だろう。肝臓でのコレステロール合成を妨げる薬で、1970年代に日本の遠藤章氏らが発見した…
2012.10.9
トクホではないが、ついにチョコレート製品のパッケージにも“効能表示”がつくようだ。といってもEUでの話。
2012.10.4
ひと昔前まで高齢女性の病気とされてきた骨粗鬆症(こつそしょうしょう)。男性の骨量が多いのに加え、女性より短命なことも一因だろう。しかし男性の寿命が延びるにつれ、患者数が増加してきた。
2012.10.1
今年もピンクリボン月間が始まった。さすがに世界規模の乳がん啓発運動である「ピンクリボン」を知らない方は少ないだろう。ただ、その中身となるとまた別かもしれない。ピンクリボン運動は「乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の受診を促進する…
2012.9.28
チュートリアルの福田充徳さんや次長課長の河本準一さんなど、なぜかお笑いタレントの緊急入院が目立つ「急性膵炎」。深酒の刺激などで膵臓内の消化酵素が活性化し、自分自身を自動消化してしまう痛い病気。膵臓周辺に広がると、激烈な腹痛や何時間…
2012.9.24
6月末に経済協力開発機構(OECD)が発表した「ヘルスデータ2012」によると2010年時点で世界第1位の肥満大国は米国。人口に占めるBMI30以上の肥満率は35.9%、3人に1人は肥満ということになる。
2012.9.21
周囲に音源がないのに耳の中や頭の中で音が聴こえる「耳鳴り」。これだけ医学が進歩した今も、根本的な治療法はない。40代ごろから進行する老人性難聴に伴うことが多く、左右対称に「キーン」「シーン」など高音の耳鳴りがする場合は、これの前兆。
2012.9.18
柳の抽出液に含まれる天然の消炎鎮痛成分「サリチル酸」が起源のアスピリン。古代ギリシャの医学の父、ヒポクラテスも処方した由緒ある薬だ。消炎鎮痛薬としておなじみだが、医療現場では心筋梗塞や脳卒中の発症要因となる血栓形成を抑える薬として…
2012.9.14
遠距離通勤のストレスで健康を損なうのは、ギュウ詰めの電車で運ばれる日本特有の現象と思っていたが実はそうでもないらしい。米国の予防医学専門誌によると、自動車通勤であっても片道10マイル以上の通勤は血圧を上げ、15マイル以上になると体重と…
2012.9.10
先日、米国立がん研究所から延べ40万人の男女を13年間(最長14年)追跡した調査結果が発表された。テーマは「コーヒーと死亡率」。
2012.9.7
初発の心筋梗塞を生き延びた男性医療従事者、延べ2000人余りを20年間追跡した米国からの報告によると、生涯最初の心筋梗塞発作から無事に生還した男性は「適量」の飲酒を心がけたほうが、その後の生存率がいいらしい。
2012.9.3
そろそろ秋の検診シーズン。残暑が遠のくとともに「脱メタボ」を目指して運動を始める人も多いだろう。ウオーキングなどの有酸素運動の効用は誰しも認めるところだが、続かないのが難点。ただ、肝心の疾病予防効果については有酸素運動の「補完」程…
2012.8.27
年齢とともに眠りの質が悪くなった、とはよく聞く話。しかし、英米で行われた「生活の質(QOL)」に関する二つの調査研究によると、むしろ加齢とともに精神状態が安定し、ぐっすり眠れるようになるらしい。
2012.8.20
白いご飯がないと物足りない人には少し厳しい話かもしれない。先日、英医学雑誌の「BMJ」に「白米の消費量が増えるほど2型糖尿病の発症リスクが上昇する」という結果が掲載された。
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