
2009.2.2
「インデックス投資家」とはどんな人びとか
「インデックス投資ナイト」というイベントに、パネルディスカッションとして参加した。個別株投資家が行儀が悪いと言いたいわけではないのだが、インデックス投資家たちは、「特別に」行儀のよい集団だった。
経済評論家
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。
2009.2.2
「インデックス投資ナイト」というイベントに、パネルディスカッションとして参加した。個別株投資家が行儀が悪いと言いたいわけではないのだが、インデックス投資家たちは、「特別に」行儀のよい集団だった。
2009.1.28
一部報道によれば、政府は銀行以外の一般企業にも公的資金を注入する方向で検討を進めているらしい。だが、あるべき制度設計の方向性を考えると、これは逆方向ではないか。
2009.1.26
企業年金の運用利回りが悪化しているという。長期的な資金運用では、当初の投資配分計画から大きくずれた場合、「リバランス」を行なうほうがいいといわれることが多いが、どの程度の必要性があるのだろうか。
2009.1.21
バンカメへの政府追加支援、シティの分割案、札幌北洋の公的資金申請に共通する問題点は、銀行の何を保護するのかという論点整理が十分になされていないことだ。特に米国は筋を通したとは言い難い。
2009.1.19
景気が悪化した状況から株価が上昇するときには、利益に対して割高に見える局面から上昇し、後から利益の改善がついてくることが多い。こうした底値からの回復を狙うならどのようなアプローチがよいだろうか。
2009.1.14
厚労省が、確定拠出年金(日本版401k)の改革に乗り出すようだ。株価対策で改善がようやく図られるのはなんとも品のない展開だが、使い勝手が良くなることは歓迎すべきだ。
2009.1.13
金融危機の実物経済への影響が明確になり、企業も雇用調整に動き出した。従業員にとっては避けたい事態だが、株主にとっては基本的に「よいニュース」だ。ただし、今回のリストラには投資家から見ても心配な点がある。
2009.1.7
失礼を顧みず、主要新聞6紙の元旦の社説を評定するなら、日経新聞と東京新聞が優れていた。両紙を読めば、自分が大きな政府と小さな政府のどちらを志向しているかが分かるだろう。
2009.1.5
急速な景気悪化で、個人の経済生活にあっては、どうすればいいのか。まず、個人の努力には限界があるが、雇用と収入の確保を通常のとき以上に心がけるべきだ。次におカネの置き場を確認する必要がある。
2008.12.24
先週木曜日の12月18日、久しぶりに前向きなニュースを目にした。破談の可能性も囁かれていた、三洋電機買収を巡るパナソニック(旧松下電器産業)と三洋大株主の金融3社(三井住友銀行、大和証券SMBC、ゴールドマンサックス)の交渉が決着した…
2008.12.22
テレビ番組で、株価や株式投資についてコメントする人が登場するが、立場によってコメント内容が変わる。未曾有の金融危機に翻弄される株式市場の投資家は振り回されがちだが、立場の差として最も大きいのは、「コメンテーターが証券会社や運用会社…
2008.12.17
今年も残すところわずかとなった。そこで今回は2008年の運用を振り返るとともに、来年の展望を考察したい。株価については、2009年中に底を探す展開となりそうだ。
2008.12.16
駒澤大学と立正大学が共に約150億円前後の運用損失を出した(立正大はまだ含み損段階)という報道があった。ダイヤモンド・オンラインの筆者の連載でも取り上げたが、金融機関から見て学校法人は狙い目の上客であり、両校のほかにも運用に問題を抱…
2008.12.10
社会的責任投資(SRI)は、ポートフォリオ運用としては、邪道だ。それは、景気後退局面に入り、たばこやアルコールといった“悪習銘柄”の株価が相対的に健闘している事実からも明白だ。
2008.12.9
日本の株価の底値が「いくらなのか」あるいは「いつなのか」について、なんとか見当をつける方法はないものだろうか。「いくら」かについては、たとえば筆者は、益利回り(PERの逆数)と名目GDPの成長率を足し合わせた数字を株式の期待収益率…
2008.12.3
ネット上にポルノ画像が氾濫する時代となり、性商品を巡る規制強化の動きが強まっている。だが、所持や閲覧は悪意に陥れられる可能性もあり、そこまで規制の対象を広げるのは危険だ。
2008.12.2
公的年金の予想運用利回り3.2%は非現実的だ。積立金の運用でこれを達成するためには、よりリスクを取らなければならなくなる。常識的には、現在の資本市場で十分達成可能な利回りを想定すべきものだろう。
2008.11.26
駒澤大、立正大の財テク失敗は、ほんの氷山の一角にすぎない。巨額の現金を持つ学校法人はそもそも金融機関のカモ。金融危機の深刻化で同様のニュースが続出しそうだ。
2008.11.25
インカムとキャピタルを通算して損得を判断することは、筆者が思う以上に、難しいことらしい。投資家は常識として理解していなければならないが、現実には金融機関の商売に配慮してか、不徹底な場合が多い。
2008.11.19
G20による金融サミットが、金融安定化へ「必要なあらゆる追加的措置を取る」ことを盛り込んだ首脳宣言を採択し閉幕した。20ヵ国で経済問題を協議するという枠組みができたことはそれなりの、変化だ。アメリカ、あるいは欧州の2、3ヵ国が合意するだ…
アクセスランキング
水の代わりに飲むだけで“糖尿病リスク”を下げる「すごい飲み物」3選…コーヒー、緑茶とあと1つは?【専門医が推奨】〈2025上期4位〉
「牛乳をよく飲む人、飲まない人」。がんのリスクに表れる違いとは?【書籍オンライン編集部セレクション】
「ゆうパック」不祥事で日本郵便4000人超の雇用はどうなる?社長“恥を忍ぶ弁明”の顛末
こいつ、ヤバイわ…「絶対に採用しちゃダメ」なモンスター社員の決定的な特徴〈2025上期3位〉
40代タイミーおじさんがホテル「ドーミーイン」でスキマバイト!名物“夜鳴きそば”提供の裏側で感動したこと
水の代わりに飲むだけで“糖尿病リスク”を下げる「すごい飲み物」3選…コーヒー、緑茶とあと1つは?【専門医が推奨】〈2025上期4位〉
「とにかく疲れを取りたい」ときに! 丸ごと焼くだけでごちそうになる、今が旬のすごい野菜とは
まさかの再登場・二宮和也が提案したセリフが深い!タイトルバック省略の「神回」が美しすぎた【あんぱん第59回レビュー】
「絶対に採用しちゃいけないNG人材」無能な社員よりずっとヤバイ3つのタイプとは〈2025上期・会員ベスト6〉
「腐った生ゴミ」みたいな口臭の原因は?絶対買ってはいけない歯ブラシと歯磨き粉【歯科医が解説】
早死にしたくない人が、バターの代わりに使っているもの【22万人を33年間追跡調査】〈再配信〉
「健康のつもりで飲んでたのに…」糖尿病リスクを高める「意外な飲み物」とは?【11万人のデータを解析】〈再配信〉
インドから帰国する機内、激しい腹痛で気絶した日本人が「5つ星ホテルの朝食」で口にした“水以外”の飲み物とは?
病気になりたくなかったら、真っ先にやめたほうがいい食事の習慣とは?【書籍オンライン編集部セレクション】
水の代わりに飲むだけで“糖尿病リスク”を下げる「すごい飲み物」3選…コーヒー、緑茶とあと1つは?【専門医が推奨】〈2025上期4位〉
「絶対に採用しちゃいけないNG人材」無能な社員よりずっとヤバイ3つのタイプとは〈2025上期・会員ベスト6〉
パナ1万人、日産2万人…大企業が「大規模人員削減」から改革を始める納得の理由
部下が「ついていきたくなる上司」に共通する“能力”と“優しさ”以外の素質とは?
融資先企業を「倒産」させた金融機関ランキング【山口】3位西京銀行、1位は?
「新宿再開発は諦めない!」京王電鉄社長が工期未定の実情と自社ブランドの5つ星ホテル開業への決意を告白