
石黒謙吾
第4回
日々の暮らしの中にもっとも多く現れる、万人に共通した分類作業は、ゴミの分別ではないでしょうか。特に都市部ではかなり細かく分け方を指定されるケースが多いよう。そんな生活密着型分類を、分類王たる僕が黙って見過ごすわけにはいきません……。

第3回
僕は地図の持つ、凝縮されたグラフィカルな雰囲気が好きなんだと思います。ということで今回も、連載1回目に続いて地図絡みの作品を。このネタは、決してオーバーではなく40年熟成モノなんです。というもの、僕が5歳の頃、つまり47年前に発想の火種がついたのです。

第2回
第2回は文系の人には馴染みの薄い「元素記号周期表」を使ったインフォグラフィクです。学生時代には見慣れていても、一部理系のお仕事の方以外は、大人になったら日常その存在も思い出さないであろう、あの、元素周期表です。

第1回
伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。自分には関係ない? それは違います。「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはずです。

第35回
ついに最終回を迎えてしまいました。自主的に回数に区切りつけたとはいえ、1年半、35回にわたり綴ってくるとさすがに、おなごのお尻…いや、お名残惜しいものです。

第34回
日本語の最大の特徴は、象形文字である漢字がたくさん使われること。そして、意味を表す文字と、音を表す文字が組まれて、伝達される。これはどうも世界的に、言語の知的レベルという観点から凄いことのようですね。

第33回
お伝えしたいのは、ダジャレネタを蓄積していく「ストック」と、その場で作る「アドリブ」についてです。が、その前にまず、そこと関連深い「ダジャレ三種の神器」の話から始めたいと思います。

第32回
言葉で発するダジャレは、会話の流れに自然になじませながらも、そこが明らかに言葉で遊んでいるということを浮き立たせる必要があります。そうでないと、ウケるとか楽しんでもらうとか以前に、気付かれないという最大級に哀しい状況が訪れます。

第31回
ダジャレはダサイものと言われなき迫害を受けている理由のひとつに「唐突・強引に浮いたダジャレを発して聴く側が困惑する」状況が多々あることがあげられます。今回は、そんな失態を防ぐために、スマートな流れの作り方を指南してまいりましょう。

第30回
前回、ダジャレの亜流「続けモノ」について書きましたが、ダジャレの定義からすると正統派と言えないけれど、使えば面白く仕上がるという実践的な亜流ゾーンに属するダジャレたちがまだおります。

第29回
GW明けで仕事モードになかなか突入できないかと思い、今回はお遊び的亜流のネタでいってみます。というか、そもそもダジャレについて書かせて頂いていること自体、ダイヤモンド・オンラインにあっては相当な亜流となっているのでありますが……。

第28回
今回は、ここまでの連載中にちらちらと小出しにしていた話題、「ネタのギャップ」について深掘りしていきましょう。ポイントとなるキーワードは「マジメー笑い」なわけですがその感覚をわかって頂くために、井上ひさしさんの、僕が大好きな言葉を紹介します。

第27回
僕は思考法、発想法から、仕事・生き方について書いたり話したりするとき、「アンチョコ」を使うもんじゃないですよ、と提示してきました。にもかかわらず! いまから紹介するものは、そんな理念と真っ向正反対な代物。「ダジャレのアンチョコ」です!

第26回
連載開始当初から書きたい書きたいと思いながら寝かせていたテーマ、今回吐き出します。なぜ出していなかったかというと、もっとアカデミックにいろいろな外国語の構造を研究してからと意気込んでいたからですが…。

第25回
ダジャレを言ってもダサく思われない人がいます。ルックスがいいからとかそんな話じゃなくて、会話や文章のセンスでそれが決まるということ。人間そのものはもはや変えようがない。ではダジャるあなたを知的に感じてもらうための最大のポイントは何かというと……。

第24回
今回は、会話中に出してもなかなか伝わらないダジャレと、逆に、文字で書いてあってもピンとこないダジャレについて考えていきます。それぞれは逆側から見れば、文字に向いている、音に向いているダジャレとも言えます。

第23回
今回は「ん」についての考察。正直言いますと、まだ未整理の状態ではあります。しかし、読者の方にとってはエンタテイメントとして十分楽しんでいただけるかと思い、解説することにしました。ほんと、これダジャレ界的には発見だと思うのですよ。

第22回
前回、構造分類解説前半は非常に反応が良く、読んでいただいているみなさまの知的好奇心の旺盛さを感じました。そして前編のオーソドックスな[入れ替え系4種][増減系4種]に続き、よりマニアックな[重複系3種][特殊系3種]の後編へと続いてまいりましょう。

第21回
今回は少しレベルを上げたところで知的好奇心を満たして頂きたく、連載第4回でさらりと紹介した「石黒式ダジャレ構造分類<15種>」について詳しく述べていきます。これは、ダジャレを記号として、数学として捉えるための根幹を成すものと考えています。

第20回
前回解説した「形状オンリーもの」に続いて、今回取り上げるダジャレ亜流部隊は、「なぞなぞとダジャレ」「間違いツッコミ待ちモノ」です。まずは僕が声を大にして伝えたいメッセージを聞いてください。「なぞなぞはすべてダジャレ」断言します。
