2012.8.16
其の22「日本はアメリカを攻撃したのです」(チャーチル)リーダーが決断するとき
ロンドン・オリンピックが終わったが、イギリスといえば思い出すのは名宰相チャーチル。ナチス・ドイツの猛攻による不利な状況下で、彼はなぜ祖国防衛を決断したのか。彼の姿勢から決断の基盤は歴史から学ぶことであり、決断したら後ろを振り返らな…
作家
2012.8.16
ロンドン・オリンピックが終わったが、イギリスといえば思い出すのは名宰相チャーチル。ナチス・ドイツの猛攻による不利な状況下で、彼はなぜ祖国防衛を決断したのか。彼の姿勢から決断の基盤は歴史から学ぶことであり、決断したら後ろを振り返らな…
2012.7.31
「ストレス爆発」が問題になっている。自分の中にストレスを溜めこみ、いきなり他人に向って爆発させ、攻撃に及ぶというものだ。これは社会生活でも企業経営でも大きな問題だ。最もストレスコントロールの上手かったと思われる老子に、爆発を防ぐ生…
2012.7.17
小沢一郎氏がとうとう民主党を離党し、新党を旗揚げした。成算ない、人材ない、金ないの「3ない新党」などと言われているが、本当にそうか。ここでは孫子の兵法にならって、小沢新党が勝利する条件を考えてみよう。
2012.7.3
「新型うつ」が大流行りだ。しかもかかるのは若者に多い。古参社員から見れば、なぜつまづくのかがわからないが、つまづかせたあなたが悪いのかもしれない。ドン・キホーテに登場するサンチョのような上司になったらどうだろうか。
2012.6.19
日本の会社は、年功序列から実績主義にカーブを切った。ゆえに若くして「抜擢」されケースも増えているが、心の病を患う人もまた増えているという。抜擢されて不幸にならないためにはどうすればいいのか。それには傾聴能力を磨くことだ。
2012.6.5
人事に左遷はつきもの。というより誰もが満足する人事などというものはあり得ない。では左遷されたらどうするか。ものすごく対照的な身の処し方を示しているのが、中国の偉大な古典を表した老子と孔子である。
2012.5.22
私は自慢(?)できることが一つだけある。謝罪会見の経験だけはギネス級だということだ。最近の謝罪会見では、企業側の傲慢さが目立つケースが多いように感じる。謝罪の誠意を伝えるために大切なことはなんだろうか。それを考えてみる。
2012.5.8
ネットで好きな上司、嫌いな上司のアンケートを見つけた。嫌いな上司のタイプは、孫子がいう「五危を持つ人」と、ほぼ一致するのが面白い。部下を持つ人は自分は「五危な人」ではないかと、チェックされてみることをお勧めする。
2012.4.24
日本を代表する企業が苦境に陥っている。その原因は「己の欲せざる所人に施す勿(なか)れ」という気持ちが欠けていたからではないのか。まずはトップ自らが、この言葉を実践するために、相手のことを知ることから始めたらどうだろうか。
2012.4.10
上司に認められない、評価してもらえない、苛められると嘆く人は多い。私も銀行を辞めたいと思い詰めるほど嫌な上司に仕えた経験がある。だが、ある出来事を境に上司との関係がかわった。自分が変わることで、上司も変わるということを悟った瞬間だ…
2012.3.27
このところ日本企業で不祥事が続いたり、苦境に追い込まれているのは、経営者や上司の命令を唯々諾々と真面目に実行する社員が多いからではないのか。上司の指示もそっちのけで、自分で考え行動し、他人をも出し抜く不真面目社員が危機を救う。
2012.3.13
「シューカツ」で多くの企業から相手にされず、自殺する学生が増えているという。だが、シューカツは人生のすべてではない。シューカツで絶望したときに、心に思い浮かべてほしい孔子とキリストの言葉を紹介したい。
2012.2.28
厚労省が「パワハラ」の定義を発表した。人間同士だから、どうしてもウマの合わない上司と部下の関係もある。悩みは深い。そこで、パワハラをしない、受けないためのひと工夫を提案したい。
2012.2.14
言っていること、やっていることが一変してしまう上司。本人は自分が君子だと思っているから手におえない。そんな上司とどう付き合うのか。そこは一時、耐えるか、取り入るかして、捲土重来を期すしかない。
2012.1.31
経産省のエリート官僚がインサイダー取引の疑いで逮捕された。この人「妻の指示で株を買った」と言い逃れしているというから見苦しい。だが、所詮、小人の我々もいつなんどき誘惑に負けぬとも限らない。そんな時どうするか。
2012.1.17
「部下は選べねぇからな」と、あなたは愚痴をこぼしていないだろうか。案外、部下も「上司は選べねぇからな」と悪口を言っているかもしれない。消費税増税にひた走っている野田首相をネタに、部下をやる気にさせるにはどうしたらよいかを考えてみよ…
2012.1.10
北朝鮮の「金王朝」を引き継いだキム・ジョンウンは3代目だ。ビジネスの世界に引き直せば、ポストの引き継ぎということになるだろう。取引先や部下を疲弊させて業績をあげた先代の跡を引き継いだ時、さてどうしたらよいか。
2011.12.27
最低、最悪の上司に仕えたことがある。結局、私はその上司と戦い勝利したが、ある意味それは幸運だった。一方、この人はと思い、ある上司に死ぬ気で仕えていると、自分の部下から思わぬ言葉を聞くことになった。
2011.12.13
沖縄普天間基地移転問題を巡って、田中聡沖縄防衛局長や一川保夫防衛大臣の失言が続いている。彼らにかけているものは、君命を辱めず、国民を裏切らないという覚悟。かく言う私も小手先の対応で大失敗をした。
2011.12.6
福島第1原発事故で中止命令を無視し、破滅を防いだ男・吉田昌郎所長が入院した。いつの時代にも権力者や上司に逆らうのは容易なことではない。どんな時に上司に逆らうべきか、その作法はどうあるべきか。
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