吉田由紀子
その年の年収が確定する12月は、ふるさと納税の駆け込みラッシュの時期でもある。豪華すぎる返礼品競争に総務省がダメ出しをするといった出来事も起きたふるさと納税だが、本来の「地方自治体への寄附」という目的に合った利用が増えていたり、返礼品のバリエーションも増えるなど、さまざまな変化が起きている。

中学や高校、大学を中退するなどした“ドロップアウト人材”。総務省によれば、年間50万人のドロップアウト組が新たに誕生している。自宅に居続けながら、親や社会を恨んで無為に過ごす人も多いが、彼らに給料を支払いながら職業訓練を施し、立派に再起させるビジネススクールがある。

HULUやNetflix、Amazonなど、国内外企業がしのぎを削る動画配信市場。意外だが、世界で初めて携帯に動画配信をしたのはビデオマーケットという日本企業。今でも配信本数では圧倒的で、上映中映画の配信など、光る独自サービスを提供している。

1ヵ月の長期休暇を取れたり、子連れ勤務歓迎など、今の日本にあっては驚くほど自由な働き方を実践し、なおかつ急成長を遂げている企業がある。ひたすら汗水たらして働いて、ようやく業績を上げる、という古い日本企業の慣習とは真逆の企業に話を聞いた。

歴史ある建造物ながら、維持費用負担が重くて取り壊されることも多い古民家。そんななか、全国から「村民」を募って古民家を再生させ、好きなときに村に来てもらって地元民との交流を楽しむ「シェアビレッジ」活動がじわりと広がっている。

第449回
クルマを買うのはローンに縛られるし、レンタカーは割高...、そんな人にぴったりな、「月額定額制」でクルマに乗れるサービスがある。ベンツから大衆車まで車種も豊富で、90日で乗り換えも可能。まるで洋服を着替えるように、クルマを変えられる時代になった。

第448回
食事を食べながら語らうことは、見知らぬ人と仲良くなる近道。「孤食」時代に、さまざまな人が集う食事付き交流会が静かなブームとなっている。

第446回
アメリカでは「最も稼げる職業」となり、日本でも国を挙げて育成を急いでいる「データサイエンティスト」。転職やキャリアアップを考えている人には要注目の職業だ。

第442回
高齢化と空室率上昇が進み、さびれゆく公営団地に、就職を望む若者が入居。家賃ゼロで就職への支援を受ける――そんなユニークなプロジェクトが大阪府四條畷市の府営住宅で運営されている。

第440回
オンラインで遠隔診察を受けられるサービスが、日本でも徐々に増えてきた。通院が困難な人はもちろん、EDや薄毛など、対面での受診に心理的ハードルが高い疾患も遠隔診察に向いている。しかも、自費診療ながら保険診療と同等の価格を実現するサービスが登場した。

第435回
安くて小回りがきくうえに、性能も向上した軽トラ。その上に98万円のシェル(居住スペース)を載せればキャンピングカーに早変わりする。人気が殺到している「軽トラキャンピングカー」を取材した。

第434回
近年増えている、オーガニックなど”安心・安全”な農産物の直送サービス。消費者が喜ぶのはもちろん、農家のメリットも大きいサービスが次々に誕生している。

第431回
家電購入時の保証よりも対象範囲が広く、24時間単位で加入できる家電損保が今月誕生した。アプリで簡単に加入できるなど、使い勝手の良さが魅力だ。

第430回
大阪のUSJ近く、近隣の一軒家をリノベーションして客室に見立てたホテルが開業した。空き家問題に悩む地域ならではのユニークな試みだ。

第424回
大きな荷物を入れられるコインロッカーを見つけられずにウロウロするなど、旅行に際しての「困りごと」は数多い。そんなときに頼れる、ユニークなサービスをご紹介しよう。

第419回
近年、急速に増えているのがクルマの相乗り「ライドシェア」である。「安く移動したい人」と「ガソリン代などの実費を節約したいドライバー」にとって関心のある話だろう。そこでライドシェアに注目し、今回はネットでマッチング・サービスを行っているnotteco(ノッテコ)を取り上げた。

第416回
朝が弱い都会人にうってつけなモーニングコールサービス。しかも現役の漁師がしてくれるとあって、今年5月のサービス開始以降、依頼者が殺到して抽選になるほどの人気を読んでいる。

第411回
最近、よく耳にする「パラレルキャリア」。収入補填という意味合いの強い「副業」とは違い、自分の持つスキルを人に教えたり、社会貢献や人脈を広げるといった目的に活用する働き方だ。

第409回
1週間に1軒のペースで廃業しているといわれる銭湯。しかし一方で、20〜30代の若い経営者たちが奮闘し、今までにない魅力を持つ銭湯に生まれ変わる事例がいくつも出ている。

第408回
日本ではまだまだハードルが高いと感じられるカウンセリング。最近は、気軽に受けられ、料金も手頃なオンラインカウンセリングサービスが幾つも登場している。病院の投薬の代わりになるものではないが、カウンセリングには薬物治療にはない良さもあるようだ。
