吉田由紀子
ここ数年、働き方の多様化が進んでいる。モートワークをはじめ、複数の仕事を行うパラレルワークや、リゾート地で休暇を兼ねて働くワーケーションなど、次々と登場している。終身雇用制が難しくなり、一つの組織に縛られていることがリスクになりかねない現実を背景に、新たに可能性を感じる働き方が登場しました。「チーム採用」です。

昨年10月、日本に甚大な被害をもたらした台風19号。当時、威力を発揮したのが、マチマチ というSNSである。その理由は「地域を限定したSNS」だからだ。マチマチは自分の居住地域に絞った情報を共有することができ、その範囲は半径1km~10km圏内(人口密度によって異なる)になっている。都市部では、○丁目単位にまで限定されているため、リアルタイムで近所の情報を知ることができる。

YouTube、インスタグラム、ツイッターなどのSNSで誰もが発信できる「自己主張全盛」といえる現代。一方で、誰かの話にじっくり耳を傾ける機会は減っているのではないだろうか。

東京オリンピック、パラリンピックの開催延期で、多くの食品生産者が余剰在庫を抱えて苦慮している。日本の食品廃棄量は年間643万トンと推定されているが、さらなる影響も懸念される。そもそも、なぜこれほどの食糧を廃棄しているのか?

コミュニケーションが取りづらいテレワークで、ハラスメントが問題になっている。なぜ、テレワーク環境下でハラスメントが起こるのだろうか。その根底には、過剰なとある「業務」がある。

収束のめどが立たない新型コロナウイルス感染症。「症状はないが感染が心配」という時に有効なのが抗体検査である。だが、日本国内では承認済みの抗体検査薬が流通しておらず、海外からの輸入品に頼っている状態だ。生産国や特徴、検査精度や注意点について取材した。

世界中の好きな場所に滞在できる。しかも住み放題!こんなサービスが、今人気を集めている。2019年4月に始まったHafH(ハフ)である。日本をはじめ、台湾、アメリカ、オーストラリア、ギリシャ、スペイン、ケニアなど世界176都市に277の宿泊拠点を構えており、利用者は好きな場所を選んで滞在できる。料金は定額制(サブスクリプション)になっており、4つのプランが用意されている。

就活戦線で話題!「オンライン就活」が学生と企業に好評な理由
6月は就職活動のピーク。例年ならば企業説明会が開催され、リクルートスーツに身を包んだ学生を見かける時期である。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、説明会を開催できない企業が多い。代わりに急増しているのが、オンラインでの採用活動。ネットを使った就活がスタンダードになりつつある。そんな中、就活生を応援するサービスが登場し、人気を集めている。「オンライン就活」だ。

資格はあるが現在は働いてない。こういった人を対象にした介護人材のシェアリングサービスが登場した。今年1月に始まった「カイスケ」である。これは介護業界初のワークシェアサービスである。仕事探しから給与の受け取りまで、スマホ画面で完結するのが特長だ。

みなさんは「かかりつけ薬局」を持っているだろうか。かかりつけの病院はあっても、薬局はない方が多いのでは?「病院で処方箋をもらったら、その病院の近くにある薬局で薬を出してもらう」という方は、非常にもったいない。近所の親切な薬局、ていねいに相談に乗ってくれる薬局、そんなところをかかりつけに持った方が、実はお得になるのだ。

仕事も休暇も旅先で、注目される「ワーケーション」のメリット
2019年、労働基準法が改正され、年10日以上の有給休暇が付与される労働者には、5日以上取得させることが義務づけられた。多くの企業が働き方を見直す中、注目を集めているのが「ワーケーション」という新しい働き方だ。一体どのような働き方なのか?実際に導入している企業に取材した。

引っ越し業界の人手不足などで、春になると「引っ越し難民」が発生することもしばしば。そんな中、通常業者よりも3~4割ほど安く引っ越しができるシェアリングサービスがじわじわと浸透している。

パンの原価の大半を占めるのは家賃と人件費。それらが安い地方のパン屋には、実はおいしい店がたくさんある。独自の冷凍技術で、こうした地方のパン屋の商品を、味を落とさずに配送できる体制を整えたパンのサブスクサービス「パンスク」が、全国のパン好きから人気を集めている。

留学やバックパッカーなどで海外経験があるものの、就職で苦戦する若者は少なくない。海外にいるがゆえに就職活動にフルで参加できないという理由のほかに、海外経験の強みを学生自身も十分に言語化できていないという事情もある。そんな学生たちをサポートする就職支援サービスを取材した。

ハゲや薄毛に関する情報だけを発信し、薄毛男性を応援するWEBマガジンが今、注目を集めている。立ち上げたのは薄毛に悩んでいた男性かと思いきや、“意外な人物”だった。

世界的な食糧問題を解決するために、国連食糧農業機関も推奨する「昆虫食」。日本でも静かなブームになっており、コオロギを原料としたスイーツも売れ行き好調だという。

10万円以上の製品も珍しくない高級マットレス業界にあって、7万円台から購入できる、オーストラリア製「コアラマットレス」が人気だ。性能はもちろん、価格設定や、「120日間試用期間」も好評の秘訣のようだ。

私立中学なら3年間で平均450万円もかかるが、実際に学校を選ぶ際の情報の整備はまだまだ。そんな状況を打破しようとオープンした、約400もの項目で学校を徹底調査したサイト「中学図鑑」に注目が集まっている。

理系学生を採りたい企業が群がる、東大生が作った就活マッチングサービス
専門性を生かせる企業に就職できず、失望する理系学生が少なくない現状を変えようと、東大工学部の現役学生が作り出した支援サービスが好評だ。企業側からも「欲しい人材にアプローチできた」と喜びの声が上がっている。

部屋で孤独死されたり、家賃の支払いが滞るなどの不安があるため、大家さんから敬遠されがちな高齢者。しかし、デメリットばかりではなく、高齢者ならではのメリットもあるという。高齢者のための不動産サービス会社に話を聞いた。
