2022.1.12 「2022年の住宅市況」は、新築・中古ともに高値安定と言い切れる理由 2021年の不動産・住宅市況は年末年始のコロナウイルス新規感染者の急増を受け、緊急事態宣言の発出で幕を開けた。2008年のミニバブルがはじけて以降、近年まれにみる最悪の船出と言えなくもないが、それでもコロナ前と同様に都市部への人の流入は発…
2021.12.20 「アスベスト飛散対策強化」の法改正で、中古物件の売り主・買い主が注意すべきこととは アスベスト(石綿)は極めて細かい天然の鉱物繊維(直径0.02~0.08μm程度と髪の毛の約1/5000の細さ)の総称で、体内にいったん吸い込むと排出されずに長く肺にとどまり、肺の線維化や肺がん、悪性中皮腫(胸膜や腹膜などにできる悪性腫瘍)などを…
2021.12.16 「住宅ローン減税」を歴史的な低金利でも続けるべき合理的な理由とは 2022年度の税制に関しては、住宅ローン減税が大きく変わるとされている。その主な要因は、ここ数年10%への消費増税対策として、またはコロナ対策との大義名分で拡充され続けてきた減税の方針にある。
2021.9.17 「住みたい街」と「住みたい家」、コロナ後に向けた正しい選び方とは コロナの感染拡大が長期化する中、人々の住宅ニーズが徐々に変わりつつある。テレワークやオンライン授業などが主流となるであろうアフターコロナに向けて、「住みたい街」と「住みたい家」を正しく選ぶにはどうすればいいのだろうか。
2021.7.21 「熱海土石流」で浮き彫り、盛り土の造成地の危険性とは 7月3日に静岡県熱海市で起きた土石流被害で、起点付近に大量の盛り土があったことが問題視されている。国土交通省は今年3月に盛り土造成地の安全対策を加速すると公表したが、年を追うごとに自然災害が深刻化する中、全国の盛り土の総点検と抜本的…
2021.7.1 木材高騰「ウッドショック」が、森林率7割の日本で起きる根本原因とは 世界的規模でコロナウイルスの感染拡大が続く2021年3月、ウッドショックという言葉を不動産業界、建築・土木業界で突如として耳にするようになった。これは主に木造住宅などで使用される柱や梁用の木材の供給が逼迫(ひっぱく)し始めて、価格の高…
2021.6.2 「家を買って住みたい街」が、首都圏で二極化している理由 コロナ禍の終息がいまだ見えない中、都市郊外などへの移住を考える人は増えつつあるようだ。だが、実際に移住する人が増えるかどうかは、テレワークの普及・定着次第。今回は、さまざまなデータを使い、地域や企業規模などによる「テレワーク格差」…
2021.5.7 「首都圏の住宅価格」が、公示地価は下落傾向でも上昇し続ける理由 国土交通省が3月に公表した公示地価は全国的な下落傾向となった。だが、首都圏などの住宅価格は上昇傾向が続いており、住宅価格の二極化が進んでいる。こうした中、東京都では流出する人口が流入する人口を上回る状況になるなど、コロナ禍は経済格…
2021.3.6 選手村マンション「晴海フラッグ」、五輪延期・中止だと物件価値はどうなる コロナ禍で大きく変わる不動産・住宅市場。一番大きく変化したのは居住者・購入者の意向だろう。今回は東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京オリパラ)開催に揺れる選手村跡地のマンション「HARUMI FLUG(晴海フラッグ)」の問題と、その…
2014.11.20 都心タワーマンションに群がる富裕層たち 本当に相続税対策に有効なのか 4月の消費増税以降、半年以上が経ってもマンション市場が回復しない。そんななか、一人勝ちの様相を呈しているのが、都心のタワーマンションだ。外国人が買い支えているほか、相続税対策のために購入している日本人富裕層が多数いる。しかし、安易…