
佐藤智恵
第22回
ハーバードビジネススクールを代表する人気教授、デビッド・モス教授。日本の金融史、金融政策についても研究を続けており、昨年までMBAプログラムの必修科目でアベノミクスの事例を教えていた。モス教授はアベノミクスをどう評価をしているのか。

第21回
革新的なサプライチェーンのシステムを導入しながら、明暗を分けた日本企業のワールドとスペイン企業のザラ(ZARA)。ワールドの事例は日本企業の強みと弱みの両方を象徴する事例だ。日本人は今、何を学ぶべきなのか。

第20回
ハーバードで20年以上、オペレーションを教えるアナンス・ラマン教授は「私はトヨタ自動車の大ファンだ」と公言してはばからない。同教授はトヨタ自動車を研究しつづけ、「なぜ他の企業がどれだけ真似してもトヨタになれないか」分かったという。

第19回
海外のビジネススクールで日本人学生が大活躍できる授業といえば、オペレーションマネジメントの授業だ。多くの日本企業の事例が“模範”として登場する。アナンス・ラマン教授は、トヨタや日本のコンビニのオペレーションを絶賛する。

第18回
ハーバードビジネススクールでアジア地域の政治・経済を専門に研究しているフォレスト・ラインハート教授。「日本は世界の未来を象徴している」「日本がアジアの中で、世界の中で重要な役割を果たしていくのは間違いない」と断言する。

第17回
ハーバードで日本の自動車メーカーの事例を教えているフォレスト・ラインハート教授。「なぜ日本の自動車メーカーは強いのか」と率直に聞いたところ、意外な答えが返ってきた。強さの秘訣は、自動車メーカー社員に共通する“ある特性”だという。

第16回
30年間、日本企業のエグゼクティブにリーダーシップを教えてきたジョセフ・バダラッコ教授。ハーバードでは文学作品からリーダーシップを学ぶというユニークな授業を教えている。そんな彼は、日本人が持つ「静かなリーダーシップ」を高く評価する。

第15回
グローバル企業にとって社内公用語化を含む言語戦略は、世界中の社員が効率的にビジネスを進めていくために不可欠だ。ハーバード大学のセダール・ニーリー准教授は、公用語戦略の観点からみたとき、日本企業は2つのタイプに分けられるという。

第14回
最近の日本企業関連の教材の中では、「最大のヒット作」と言われているのが、楽天の英語公用語化のケースだ。ハーバードの授業では、「英語ができないことがいかにつらいか」を語りながら、泣き出してしまう留学生もいるという。

第13回
日本経済の停滞で、日本企業に興味がなくなったという学者が多い。しかし、ハーバードビジネススクールでリーダーシップと企業倫理を教えているニエンハ・シェ准教授は、「今の日本からも、昔の日本からも、学ぶ事はたくさんある」と断言する。

第12回
ジョン・クエルチ教授は、マーケティングの専門家として花王、ソニー、トヨタ自動車等数多くの日本企業のケース教材を執筆してきた。そんなクエルチ教授は近年の日本企業や日本人を見て、がっかりしたと語る。一体、なぜだろうか。

第11回
ジョン・クエルチ教授は、マーケティングの専門家として花王、ソニー、トヨタ自動車等数多くの日本企業のケース教材を執筆してきた。「日本のヘルスケア分野は成長の余地がある」と言いきるクエルチ教授に、その真意を聞いた。

第10回
リコーは、2005年に「2050年長期環境ビジョン」を策定するなど、50年先を見据えて経営戦略を立てる企業だ。こうした長期的な視点は、とても日本企業らしく、強みでもあるが、なかなか投資家からは受け入れがたいという一面がある。

第9回
日本企業に限らず、大企業で働いている社員は保守的になりがちだ。もし部下に「失敗しても大丈夫だ」と心理的な安全を感じてもらうために管理職が最初にやるべきことは何か。ハーバードビジネススクールのエイミー・エドモンドソン教授に聞いた。

第8回
エイミー・エドモンドソン教授は「世界で最も影響力のあるビジネス思想家50人」に何度も選出されている世界的な経営学者。そんなエドモンドソン教授が機能横断型の組織として、注目している代表的な日本企業がトヨタ自動車だ。

第7回
ハーバードビジネススクールの選択科目「戦略とテクノロジー」の授業でグリーの事例が人気を集めているという。この授業を教えているのが、同校の戦略部門で最先端の経営戦略を研究しているアンドレイ・ハジウ准教授だ。なぜDeNA、ガンホーではなく、グリーの事例を授業で取り上げるのか。

第6回
マイケル・ポーター教授も所属するハーバードビジネススクールの戦略部門で、活躍しているアンドレイ・ハジウ准教授。日本に滞在していた経験を持つ同准教授は、六本木ヒルズはショッピングモール界のアップルだと評する。果たしてその真意とは?

第5回
インフラ先進国だと言われている日本。世界的にインフラの研究を行うハーバードビジネススクールのロザベス・モス・カンター教授もその凄さに感銘を受け、日本がインフラ先進国たる理由を3つ挙げている。

第4回
ハーバードビジネススクールのカンター教授は、インフラをテーマに講演を続けている。その理由は、インフラこそ将来のリーダーに最も役立つ題材だと考えたからだ。そんなアメリカのインフラは今、老朽化し、危機的な状況だ。一体なぜ、このような状況に陥ったのか。

第3回
バブル崩壊後、日本経済は停滞が続いている。しかしこうした状況に対して、ハーバード大学のジェフリー・ジョーンズ教授は、国の将来について日本人はあまりに悲観的すぎると語る。一体なぜ、日本人は悲観的で内向き志向になってしまったのか。
