富士通でも、自分の意思で顧客に対して自分がやりたいことをそれなりに提案できるのは「デキる課長」くらいからで、年齢としては40歳前後から、だという。

 そもそも、決裁権を持つ課長ポスト・部長ポストの数に対して、40代以上の人数が多すぎるため、営業職だと、30代後半から、役職につけなかった人が、東京本社の現場から出され、関係会社に出向するか、地方支店に異動となる。

(本記事は『「いい会社」はどこにある?──自分だけの「最高の職場」が見つかる9つの視点』の本文を抜粋して、再編集を加えたものです)