11 「男のくせに」「女には仕事を任せられない」などと言われた 117名(28.1%)
12 身体的な攻撃[暴行・傷害等] 111名(26.6%)
13 性的関係の強要 106名(25.4%)
14 酒席でお酌・デュエットなどの強要 102名(24.5%)
15 ホテルの部屋や自室・酒場に呼ばれた 99名(23.7%)
16 性的なうわさを流された 69名(16.5%)
17 身体的な危険を伴うことをさせられた 69名(16.5%)
18 性的指向や性自認を話題にされた・からかわれた 62名(14.9%)
19 仕切りがないところで着替えをさせられた 54名(12.9%)
20 出先・住居等までつけまわされた[ストーカー行為] 47名(11.3%)
21 レイプ[同意のないセックス]をされた 46名(11.0%)
22 脱いだら仕事が増えると言われた 40名(9.6%)
23 性器・自慰行為を見せられた 31名(7.4%)
24 産休・育休・介護休暇の取得を拒否・嫌がらせ 29名(7.0%)
25 ヌード写真を見せられた 24名(5.8%)
26 同意なく露出の高い衣服を着せられた 21名(5.0%)
27 妊娠を告げたら仕事を切られた 18名(4.3%)
28 トイレのない場所での野外での排泄を余儀なくされた 17名(4.1%)
29 同意なくヌードを撮られた 9名(2.2%)
9割がパワハラ、7割がセクハラ…
実態を映す「ハラスメントマップ」
これらは非常に言いづらい内容です。多くの方がよく答えてくださったと感動しました。
アンケートの回答を分析する過程で、具体的なハラスメントの種類や発生場所、行為者の属性などに規則性が見られることがわかり、全体の構造の中で、どの現場でどういった被害が起こりやすいのか、おおよその分布が把握できるようになってきました。いわゆる「温床」と言われるシチュエーションが想像できるようになってきたのです。いわばハラスメントマップが描けるようになってきました。
被害が起きているハラスメントの種類は次のとおりでした(複数回答、411名)。
2 セクシュアル・ハラスメント 302名(73.5%)
3 モラル・ハラスメント 256名(62.3%)
4 セカンド・ハラスメント(2次被害) 143名(34.8%)
5 アカデミック・ハラスメント 85名(20.7%)
6 マタニティ・ハラスメント 75名(18.2%)
7 カスタマー・ハラスメント 74名(18.0%)
いずれもあまりにも甚大な数字で驚くばかりです。